【FROSIO表面処理検査員・雨漏り診断士・一級塗装技能士】が管理監修を行なう店
〒250-0853 神奈川県小田原市堀之内294-4
受付時間:AM8:00~PM19:00
建築塗装には、大きく分けて2種類の分野があります。
一つは【新築塗装】二つ目に【塗替え工事】。
一般的に目にされるのが、【塗替え工事】だと思います。
業界用語で言う「町場のペンキ屋」、略して町ペンなんて言われています。
【新築塗装】、こちらは文字通り新築現場の塗装工事に携わる塗装会社のこと。
新築現場といいますと、ビル・施設・住宅などに分かれますが、ここからも主に二分割されていきます。
外装と内装。建物の外壁などを塗ることを得意とする外装屋。
逆に、内部(室内)を仕上げる内装屋に分かれています。
現在ではこのように分野で分かれている工事店がほとんどで、それぞれが得意な工事を担当し続けているといえます。
こちらのページでは、そんな【新築の内装(塗装)】について説明していきます。
新築の内壁には、この画像のようにたくさんのボードが貼られておりますが、なぜこのようなものが貼ってあるのでしょうか。
ボードを貼る理由の一つに、部屋を仕切るための『間仕切り』の意味があります。
比較的自在に部屋の間取りを替えられるので、ボードが使用されていることが多いのです。
この上から、壁紙(クロス)などが仕上げられています。
きっと皆さまのお部屋の壁にもボードが使われているのではないでしょうか。
元々は、一枚一枚バラバラのボード。
それを全てつなげるための工程が、パテ処理というものであります。
要はちぐはぐに貼ってあるものを、すき間とつなぎ目のないフラットな壁にするための施工方法。
この作業を凹凸(おうとつ)無く仕上げることができれば、塗装そのものが非常にキレイに完成するのです。
まずは簡易的なパテ処理工程から記載します。
はじめに、ボードの出隅(でっぱりの角)を平らにするため上記の物を取り付けます。
強度が強くなりますので、必ず使用します。
次にボードのすき間・つなぎ合わせている部分を繊維状のテープなどを使い割れに追従できるように貼っていきます。
そして、1回目のパテを平滑に塗りつけます。
十分に乾燥させたあと再度パテ付け。
粒子が細かいパテを、できるだけ平らになるように均します。
乾燥後紙ヤスリなどで凹凸が無くなるまで削ります。
この作業が一番大事で、ここをしっかり行わなければ塗装したあとの見栄えが最悪に。
紙ヤスリをかけたあとの粉じんをしっかりと落とします。
ここまでがパテ処理になります。
この他にも『総しごき』といわれる、壁全体をパテで覆う方法もあるのですが、上記の施工法でも十分フラットになっています。(パテの付け方・粘度調整・乾燥時間の計算・均し方・研磨の仕方によって微調整しながら行えば簡単に施工できます)
全行程に乾燥期間をしっかり取ってから、塗装工程へと進みます。
一般的に内部で使用されているボードの表面は、薄い紙が施されています。
紙面の強化と塗料の密着力、塗装面の均一化の観点から『シーラー』を入れるようにします。
これで塗装工程の完了となります。
部屋の間取りを決めるうえで、必要な建材であるボード。
100枚のボードを、1枚の壁に仕立て上げること。これが新築塗装の定義です。
以下、施工方法や施工時における注意点を記載しております。↓ ↓ ↓ ↓
足場
水洗い
養生〜マスキング〜
屋根塗装
外壁塗装
基礎部分
シーリングについて
付帯部
内装
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