おおよそ10年を目安に行うことで建物の寿命を延ばすことができる、と言われているご自宅の一大イベント『外壁塗装』。
もし行なうとするならば、どのように進め、どのように完工するのがストレスのない外壁塗装だと感じますか?
そもそも工事をするためには職人さんが家にきて作業をする必要がありますね。
家に業者の出入りがあるわけですが、見ず知らずの職人に対し不安に思われる方がいる・・・と耳にすることがあります。
とくに屋根・外壁塗装工事の場合、一ヶ月前後の工事期間になることも多いため、ことさら心配になるのかもしれません。
以前、あるお客様曰く、
「僕が仕事に行っている間、妻が一人で留守番をしているので塗装屋さんが出入りをすることが、正直不安だった」
このお気持ち、かなり良く分かります。
実際わたし自身の自宅にて、業者さんの出入りがある際には身構えてしまった事もありました。
どんな業者で、どんな職人さんが作業に来るのか───。
このような感覚は、何も私だけではないはず。
そんな不安を感じる要素の一つに、『元請け・下請け』という受注体制も関係しているのかもしれません。
大まかに分けますが、元請けとは営業会社側のことを言い、下請けとはその工事を実際に行う職人さん側
の事だといえます。
要は工事の流れ・お客様のご要望などを熟知している『元請け』と、すべての内容を書面でしか知らされていない『下請け』との間にある情報のへだたり・行き違いが、先に述べたような「どんな職人が作業しに来るのか?」という不安要素になるのだと私は考えます。
・「説明しにやってきた営業マンさんとは全く違う職人さんが、作業しに来た・・・・」
・「職人さんが毎回違う人で、打ち合わせが行き届いているのか正直不安・・・」
下請け元請けの関係性に言及していること自体あくまでも私の価値観であり、営業システムそのものを否定しているのではありません。
ですが上記の理由から「云った言わない」が起きやすくなる、他社への丸投げ工事体制に疑問を抱くようになって長い月日が経ちました。
せっかく高いお金をお支払いになるお客様が、何らかのストレスを持ってしまってはいけない。
それならば、最初から私が見積りをし工事自体も自分で監修することができれば、
・云った言わないが起きる
・お客様の要望が職人に伝わらない
・誰が来るのか分からない
といったマイナス要因の排除ができる。
お客様の意見を、100%取り入れることができるのではないかと考え実践するに至りました。
こうして自然と行き着いた工事スタイルとして、現在のしんあいペイントの「自分たちの配慮がいきわたった工事品質」を大切にしております。
その中でも、弊社の強みを申しますと【代表親方の片山が、全責任を持って改修工事を管理・監修し続ける】ということに行き着きました。
それは長年培った職人人生の集大成とも言えるかもしれません。
まだまだこれから、道は始まったばかりですが、技術・知識・経験・マナー、そしてお客様への感謝を形にしたいというこの思い。
そしてこれに輪をかけて、強い横のつながりが私の強みであると自負しています。
私がお見積りに出向き・私が提案をさせて頂き・スタッフと共に塗装工事を担当させていただく、このことに強いこだわりを持って作業に入らさせて頂きます。