社会貢献の一つとして思い浮かぶものに、ボランティア活動があると思います。
ボランティア、と聞くと「どうしてお金にならないのにそんなことをするんだろう」「ひょっとすると何か、裏があるのではないだろうか・・・?」と思われることもあるかと思います。
しかし、ボーイスカウトの子供たちが空き缶拾いなどを行っているのは特別不思議なことではありません。
わたしも子供のころ、度々参加していたのを思い出します。
大人のボランティア活動では、代表的なものに災害援助や国際協力などがあげられると思います。
近年では東日本震災や熊本地震などがありましたが、その時にもたくさんの人たちが協力し合い災害援助を行っていたことも、記憶に新しいですね。
上記の画像・『塗魂ペインターズ』という団体も、ボランティア活動を行っています。
ボランティアにもいろいろな種類がありますが、塗魂ペインターズという団体は塗装を愛するがあまり、「塗装で何かできないか?」と、優良塗装店のみで集まっている団体です。
塗「と」魂「こん」ペインターズ、「とうこんペインターズ」と読みます。
先の震災でも、この団体からたくさんの有志が余震の続く被災地へ駆けつけています。
本当に多数のメンバーたちが立ち上がり、被災地で不安な日々を過ごしている方々へ向けて支援を行いました。
東北は山形県のメンバーたちは、現地に「数百名分の芋煮」を30時間以上をかけて配りました。
一人でも多くの方の役に立ちたいという、気持ちがあってからこその無謀ともいえる強行策でした。
また、現地熊本塗魂のメンバーは、来る日も来る日も倒壊した屋根部分にブルーシートを張り続けておりました・・・降雨による漏水が、建物の崩落に繋がるのを防止するためです。
皆が皆、自社の仕事よりも被災地に思いを込めました。
本心から、人と人が支え合うことを善と感じる「塗魂ペインターズ」。
私はこの団体に、心の底から敬服しています。
さて、塗装でできるボランティア活動についてですが何ができるの?と感じてらっしゃると思います。
「塗り替えを中心とした活動を軸に、携わるすべての人と時間の共有ができる人生勉強」だと、わたしは勝手に解釈しています。
(私の解釈がよくわからない、という方はこちらへ!)
この活動ですが当然営利目的ではないため、参加している人々が本当に楽しそうにボランティアしています。
しんあいペイントも微力ながら、この集まりに参加しています。
参加した順
ハンズオン東京様コラボ 目黒若葉寮ボランティア |
横浜市立 栄区 東本郷小学校ボランティア |
東京都港区 デイオブサービス2016 |
熊本県熊本市 隈庄幼稚園ボランティア |
リトアニア共和国 杉原千畝ハウス修繕ボランティア |
東京都港区 デイオブサービス2017 |
東京都東大和市 れんげ学園ボランティア |
弊社の参加はまだまだ浅いのですが、とても価値のある体験をさせてもらっております。
塗魂ペインターズの社会貢献活動は、新聞やテレビなどにも取り上げられています。
たくさんの人たちが支えあい、手を取り合いながら塗装業界全体をよくして行こうと尽力している団体です。
ちなみにこの団体に加入している各塗装店・塗装会社に共通している点があります。
それは、「手抜き工事を心の底から嫌っている」、という点です。
この思想にも私はとても魅力を感じています。
弱小な私ですが、自分の塗装に対する思い・愛情というものを心底共感してくれている人がとても少なく、誰にも相談できずに悶々とした日々を過ごしてきておりましたが、やっと落ち着くことができました。
この塗魂ペインターズという強烈な団体あってこそ今の自分あり、と確信しております。