【FROSIO表面処理検査員・雨漏り診断士・一級塗装技能士】が管理監修を行なう店
〒250-0853 神奈川県小田原市堀之内294-4
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洋風デザインの住宅や、ランダムに表現された外壁など、普通の塗料を塗ってしまうのには惜しいような壁が存在します。
旅館や料亭など、こだわりをイメージした店舗の内壁にも施工されているデザインのことを「意匠性外壁・内壁」などといいます。
おもに左官屋さんなどがコテを使って多彩な表情を生み出しています。(弊社でもやっております)
これらを塗替えするときには、あることに配慮をしなければいけません。
それは、【現在の風合いを活かすかどうか】ということについて、お施主様に確認することです。
というのも上記のようなデザイン壁の場合、ツヤ感のないものが一般的であるからです。
艶のないマットな仕上がりの意匠壁を、つやつやのペンキで覆ってしまうと『高級感』が損なわれてしまいます。
「塗り替えをする前の方が良かった・・・」という状態になる場合が多々あるそうなので、必ずお客様に確認をいたします。
その際、ツヤ消し塗装にすることが一番良いのですが、一般的な艶消し塗料では耐候性能が格段に落ちてしまいます。
そもそも、塗料というものは光沢感が多ければ多いほど、紫外線などへの耐久力が強くなってくるのですが、艶がまったく無い塗料ですと日光や雨に対して身を守ることができません。
では、光沢感があればそれに越したことはないのですが、透湿性-とうしつせい-(塗膜を貫通する空気のイメージ)のないものを塗装した場合、熱ブクレなどの『塗膜はく離』を引き起こしてしまいます。
それ以前に、意匠壁へ光沢塗料を塗ってしまっては、元の高級感あふれるイメージがなくなってしまいますね。
このような時、塗料の選択に迷うことがありますが全てを解決する材料が存在します。
外壁や外構などの紫外線・風雨・寒暖差のある厳しい環境下における塗装の場合、耐久性能に富んだものを用いる必要があります。
それも抜群の耐久性がなければ、プロですら塗ること自体をためらってしまいます。
こちらのページでは『グラナダフレッシュF』という塗料を参考にしながら話を進めていきたいと思います。
参考の塗料ですが、紫外線劣化に長けており外部の過酷な環境に耐えられます。
そればかりか卓越した密着性を兼ねそえており、業者目線でも安心して使用することができています。
もちろんツヤ感はありません。
上記のものはフッソ系の材料ですので、大変長持ちします。
ここで言いたいのはツヤ消し塗料にも適したものと、そうでないものがあるということです。
雨で溶けてしまったり紫外線などによるハガレを起こさないものを選ぶ、ということが肝心。
マットな感じに収まる事と長期的にその存在感をキープすることで、デザイン壁の塗り替えが無事に完成するのだと感じます。
その他、いろいろな模様にも塗ることができ、お客様のイメージ通りに仕上げることが可能となっています。
あえて艶のないデザインにしている、こだわりの外壁(内壁)。
そのようなオシャレな壁面をツヤツヤ塗料で塗られている、違和感だらけの住宅を多く目にします。
それらを回避するためには、今回ご紹介したような優れた材料での塗り替えをオススメいたします。
以上、洋風・和風を問わず意匠性に富んだカベを塗替える場合には、環境考慮・高級感の維持・塗料の選択が大切であると考えます。
上記にあてはまるお住まいの方は塗替えの際、是非とも塗装業者に尋ねてみて下さいね。
以下、施工方法や施工時における注意点を記載しております。↓ ↓ ↓ ↓
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養生〜マスキング〜
屋根塗装
外壁塗装
基礎部分
シーリングについて
付帯部
内装
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