営業マンをはじめ工事を請け負う会社側の心理を解析してみましょう。
- 仕事を受注したい
- 利益を増大したい
- できるだけ賃金の安い職人(下請け会社)を利用したい
- 次から次へと、現場を回したい
|
このように自社中心の考え方を展開している会社では、お客様の立場にたった考え方になりにくいというのが想像できる思います。
必然的に、現場に入る職人さんへの対応も粗悪になっていくのだと思います。
そうなってきますと職人さん自身も自分本位になってきて、「とりあえずやっておこう」「面倒くさいけど、お金のためだ」などといったやりがいのない工事へと変わってくるのではないでしょうか。
ましてや一日のノルマなどを課している会社体制になりますと、焦りからくるイライラがお客様に伝わる場合があるそうです。
以前、私の知人が強制ノルマのある塗装会社で働いた経験のある人物で、実際にこうだった・同僚の間でもそのような風潮であった、と語ってくれました。
自分の事だけに焦点を置き、他人の事にまで意識を向けられない。
そのようになってしまうのは想像に難くないと、私は考えます。
余談でありますが、弊社の職人には素行の悪い人間はおりません、むしろそのような人材は雇用いたしません。
とても小さな塗装業者ではありますが、マナーと品質だけは高度な状態であり続けたい。
やはりお客様に不快な思いをさせたくないですし、頼んでよかったなと思って頂けるような業者でありたいと考えています。
塗装職人に限らず、何においても態度の悪い人とは話もしたくありませんよね。
私事ですが、むかし自宅での、とある小さな工事を依頼した際にとても横柄な業者が来ました。
小一時間ほど立ち会っていたのですが、長い時間携帯電話で怒鳴っておりました。
とても嫌な業者だなぁ・・・と感じたことがありました。
今後はもっと、お客様の立場になってモノを考えることが重要視される時代になると思います。
せっかく仕事を依頼くださるのですから、せめて工事期間中のストレスの軽減に努め長いお付き合いをできれば、塗装屋としての存在意義があると感じてやみません。
以前からあるといわれている業界の良くないイメージを変え、健全に職務を全うできる職人が増えることを願っております。
