【FROSIO表面処理検査員・雨漏り診断士・一級塗装技能士】が管理監修を行なう店
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一般的な建物であれば必ず発生する、ひび割れ。
厄介なもので、多くの皆さんが「いつの間にか亀裂が入っていた」というほど、前触れもなく生じていることが特徴です。
これは、どんな建物にでも発生してしまうもので、信じられないかもしれませんが新築間もない住宅の外壁に入ることも多々あります。
特に窓の周りに発生する同亀裂は、何らかの補修をしてひび割れを埋めたとしても、再発しやすい点が非常に厄介と言えます。
窓周辺に存在しているクラック
普段から意識していなければ見落としがちであることから、発見した際には皆さま不安がられることも多いと感じます。
また、高い場所に亀裂があった場合には見つけること自体、容易なことではありません。
さて、このひび割れ(=クラック)ですが、窓周りに集中して見られることも多く漏水の原因となることも度々報告されています。
その原因を「窓の開閉によって亀裂が入るのでは??」と、考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はもっと単純な理由かつ防ぐことのできない怖いことでもあります。
建物は常時、屋根などの重みを支えている
外側から家をご覧になってみてください。
屋根をはじめ、外壁や建物そのものは、相当な重量であることが想像できると思います。
木造2階建てでは数十トン・鉄筋コンクリート2階建てでは、なんと100トンを優に超えると言われています。
そんな重い建物を見えないところで支えているのが、柱などをはじめとした骨組み達です。
この柱、外壁の内側全てに対し均等に割り当てられていれば問題ないのですが構造上、窓や玄関などといった開口箇所へは組み込まれておりません。
窓部分に関していえば、柱のない『スカスカ』な状態。
そこにサッシ枠などをはめ込んで窓が設置されていますので、いわゆる脆弱な場所であることが分かるかと思います。(もしも柱を残すのなら、ガラスごしに柱が見えていることになります)
柱イメージ
以上の理由から、窓周辺は屋根などの重みを分散化できにくい構造となっており、振動や重力をまともに受けてしまうため壁面に亀裂が入りやすいと言えるでしょう。
窓周辺に多く見られる亀裂
その他、木材の収縮によるもの・誤った壁材の設置方法が原因のものなども挙げられますが、基本的には柱が無いということが前提となっています。
もしも「とにかくヒビ割れを防ぎたい」と考えるとすれば、窓を壁に変更するしか方法はありませんので、やや現実的ではないと思います。
お金は掛かってしまいますが定期的なメンテナンスをすることで、壁面の健康維持をすると共に内部への漏水リスクを排除することが大切であると考えます。
以下、施工方法や施工時における注意点を記載しております。↓ ↓ ↓ ↓
足場
水洗い
養生〜マスキング〜
屋根塗装
外壁塗装
基礎部分
シーリングについて
付帯部
内装
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