スレート屋根のガイナ塗装 シンフォニー

2020.10.4 日曜日


 

数あるスレート屋根の中のひとつである『シンフォニー(平成12年〜平成18年)』という建材。

中皮腫の原因である石綿を完全不使用としたノンアスベスト建材(施工不良が起きやすいアーバニー屋根の塗装にて少々記載)であるアーバニーグラッサ、有名どころではパミール屋根など、これらと同等のスレート瓦であります。

アスベストを使用していないということは組成分的に割れや破損が起きやすく、一般的には「塗替え施工しない方が良い」と言われる当該スレートでしたが、今回も無事に塗装完了とあいなりました。

こちらも同じく廃盤商品でしたので前調べに余念ございません。

 

 

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▲独特な形が印象的なシンフォニー

●洗浄を終え、乾燥期間を経たところ。

築15年前後の屋根としては非常に良好な状態でした。

もちろん施工前検査は実施済みであります。

 


 

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▲特殊プライマー(強力タイプ)を2度塗りした後のハケ入れ風景

●下塗りは特殊プライマーを2回塗布。

できる限り奥深い浸透性にするため、オリジナル工法を実施。

高浸透させることによって無石綿スレート内部を少しでも強くしようという考えからです。

乾燥期間をきちんと設け硬化状況を確認します。

画像は、ガイナのハケ入れ1回目のようす。

 


 

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▲施工風景

●ガイナ塗装を行なっている様子です。

スレート重なり部分へのテコ入れ検査でも浮き上がりがほとんど起きなかったため、スレート面へのガイナ厚膜施工による『表面保護』を行なうことにより、経年や風害が引き金となる破損や落下などの心配もなさそうです。

そして、目地重なり部分へのガイナ目詰まりなどないよう、縁切りと塗装方法に余念もありません。

 


 

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▲選定した屋根足場の設置部分(ジャッキプレート)を硬化した順に移動する作業が続く

●足場の重みをいくつかの点で支えている屋根ジャッキプレートを、工程ごとに移動しながらの作業です。

当工程は足場強度の問題をクリアするために何度も実施する必要があります。

 


 

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▲各所移動した設置部分の部分塗装を終え、無事完了

 


 

今回は屋根勾配がきつく屋根用足場の施工となった経緯から、職人の足下に強いテンションを掛けてしまうリスクが少なく、一枚たりとも割れや破損がありませんでした。

ただ、施工中はその分足がつってしまったりと、身体的労力を余計に使いましたがその甲斐があったというものです。

また、断熱塗料ガイナの膜厚もしっかりと確保できておりますので、その効果を実感して頂けるものであると、自信を持って完工いたしました。

 

どのような屋根に対しても言えることですが、その時々の状況を鑑みた対応をしていくことで、失敗のない施工、さらには価値のある塗替え工事につながっていきます。

「ただ塗るだけの施工店」・「やれって言われたからやるだけの職人」では後々問題が発生しかねません。

したがいまして施工業者と職人は、必要以上の神経を使う必要があるのです。

 

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