住宅の塗り替え工事では、屋根・外壁をはじめ付帯部分(破風/鼻隠し/雨樋/雨戸など)が一般的な被塗装箇所であります。
これらの他、皆さまのお住まいにも設置されているものに、下記のような付帯部があるかと思います。
スリムダクト・換気フード・シャッターBOX
物干し架台・幕板・照明器具・水切り板金
上記のものは、経年劣化や破損した場合には交換することが可能なもの。
ですが塗装工事の際に塗膜コーティングすることにより、長期的に存続させることができるのです。
ただし、痛みの激しいものは除きます。
ここでは比較的傷んでいないものを前提とした事例を記載してみたいと思います。
▼換気フード
施工前
完了
換気フード。
台所などから出る『油・煙・湿気』などを外へ排出する、換気扇への防水パーツです。
▼物干し架台
施工前
完了
物干し架台。
いろいろな形状の架台があります。
▼エアコン・配線カバー(スリムダクト)
施工前
完了
配管カバー(スリムダクト)。
室内から出るエアコンホースをガードするためのパーツで、この中にはホースや電気配線が入っています。
▼照明器具
施工前
完了
玄関・勝手口などにある電気照明。
中身が電気配線のため、劣化を放置するのは良くありません。
▼シャッターBOX
施工前
完了
シャッターを格納する部分。
皮膜のものが多く、普通に塗ると著しい汚れが発生します。
▼水切り板金
施工前
完了
水切り板金。
とても重要な部分で、外壁に打ち付けられた雨水(通気層がある場合は内部の水分)を基礎の中へと侵入するのを防ぐ役割のもの。
ない場合もあります。
上記以外にも【霧よけ】【庇】【笠木】などがあり、いずれも塗装することでサビ・劣化の進行を止めることができます。
また、付帯部塗装を個別に行うより外壁塗装と同時に行うことで、足場架設を一度で済ますことができます。
つまり『足場費用』を抑えることもできるのです。