【FROSIO表面処理検査員・雨漏り診断士・一級塗装技能士】が管理監修を行なう店
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こちらのページでは、自分でペンキを塗ってみたいという方へ少しだけマニュアルをご紹介したいと思います。
一番安全で施工しやすい「外構」の塗装方法から説明させていただきます。
外構とは、家の周囲を取り囲むように立っている壁のことです。
画像は一貫しておりませんがご了承ください。
それでは行ってみたいと思います。
1・水洗い
まず初めに高圧洗浄を行います。ケルヒャーなどの洗浄機でもできます。
ブラシとお水でゴシゴシこするのもありかと思います^-^
高圧洗浄を行う際のコツとしまして、コケ・カビ・汚れをしっかり落とし切ることが大切です。
コケなどの有機物が残った状態で塗装をしてしまうと、後々剥がれてきてしまいます。
また、チョーキング(壁などを指で触ると粉がつく状態)が起きている場合、粉状の劣化塗膜もしっかりと落としてください。
晴天時に、最低1日〜は乾燥期間とします。(※重要)
長ければ3日程乾燥させたいくらいです。(理由は壁の内部に吸い込まれた水分を完全に放出しないと、せっかく完成した塗膜がブクブクと浮き上がってくるためです)
2・下地処理
下地処理を行う意味は、簡単に言うと「ひび割れなどを直す」と考えてください。
コーキングを注入する前に「プライマー」という下塗り材を塗布します。
この作業が次に打ち込むコーキングの密着力を高めてくれます(^-^)
プライマー塗布後、約2時間乾燥させてからひび割れ部分に「コーキング材」を注入していきます。
ひび割れを少し削って溝を広くとると、奥まで注入できるので施工しやすい+より強靭なコーキングとなります。
3・ビニール養生
塗装中、周りに飛び散ってしまうのを防ぐための作業です。
きれいに塗料の境界線を出したい場合は、丁寧にガムテープで線を出します。
墨を打ってみるとまっすぐ出ます(余計難しいでしょうか?)
4・下塗り
何を・どう塗るか?によって塗料選びが変わってきてしまうのですが、ここでは仮に「微弾性フィラー」という下塗り材を塗布していきます。
この「微弾性フィラー」ですが薄いゴム質の塗膜になる上、シーラーのように密着力もあるので結構おすすめです。満遍なく塗ってください。
5・中塗り
ようやく仕上げ塗装に入ります。
塗り方はタテにローラー塗りをして(塗ったくる感じで)横に均しながら再度タテに塗り均します。
この時、できるだけ材料をたくさん使用してください。スイスイ塗れて気持ちがいいと思います。
6・上塗り
上記の5・中塗りと同じことを行います。
塗料は乾燥前・乾燥後では若干色の変化がありますので、中塗りと上塗りの差が出ます。
どこが塗れていて、どこが塗れていないかがよくわかると思います。
ここでビニール養生を剥がして終了となります。
このような流れが外構塗装の流れとなります。
外壁塗装・屋根塗装・鉄骨階段などの流れも、基本的には一緒になります。
使う塗料や工法・材料は変わってきますが大まかには、このようになっています。
屋根・外壁塗装を全部DIYで行うのであれば、難しいと思います。
足場を建てることが特別大変だと思います。
ハシゴで外壁を塗装することもできますが、やはり足場があったほうがいいと思います。
ハシゴや脚立などで行う場合、転倒・転落はもちろんのこと塗料の飛散などが考えられます。
また、屋根の塗装もやってできないことはないかもしれませんが、なるべくやらないで欲しいと思います。
その理由は転落事故の可能性が極めて強いからです。
もし行うのであれば、どうしても足場だけは建てて下さい。
慣れている塗装業者でも高所からの転落が年間に何件も起きているからです。
以上の内容は外構や小さい倉庫などの場合のみとお考えください。
いずれにしても、危険を伴う作業であることに違いはありません。
以下、施工方法や施工時における注意点を記載しております。↓ ↓ ↓ ↓
足場
水洗い
養生〜マスキング〜
屋根塗装
外壁塗装
基礎部分
シーリングについて
付帯部
内装
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