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高圧洗浄について

外壁塗装・屋根塗装で欠かすことのできない、高圧洗浄について説明いたします。

高い圧をかけた水流にて、外壁(屋根等)についたコケ・汚れ・劣化した塗膜を洗い落とすのが高圧洗浄の役目です。

一般的に、モルタル面や鉄部、木部に施してある塗装(旧塗膜)を洗う場合、㎡/100〜150圧が基本的な考え方と言われております。

徹底的に汚れを洗い落とすという考え方としては間違いのない事実ですが、別の視点からいうと違った見方もできます。

特例として、軒裏天井・サイディングボードなどの「隙間」がある場所では、㎡/70〜100圧位の圧力で念入りに洗ったほうが望ましいと考えます。

漏水する可能性のある所では、タワシや手箒などでこすり洗いすることも一つの方法です。

いずれにしても、隙間から内部へと洗浄水が流れ込むのを防ぐためであります。

換気口のある天井や壁面、または瓦などの水漏れしやすい被塗装物の洗浄の際には、特に注意が必要となります。

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例え屋根が丈夫だとしても屋根内部の防水シートが劣化していれば漏水事故にもなりかねない

また、よくあるトラブルの一例としてインターホンから水が浸入、その結果故障してしまったという事例が後を絶ちません。

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水勢と養生、事前に計算することがトラブルを未然に防ぐ

このような場合にも、状況や環境により圧力を計算・考慮しなければいけません。

また、一見小さなすき間だとしても高圧洗浄の威力はすさまじいものがありますので、十分な配慮が必要となります。

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画像のような隙間が空いている場合、前もってシーリングするかテーピングで対処する

表向き平気そうでも、水が室内にまで到達してしまうことも多々あるのです。

一酸化炭素中毒の危険性

塗装業務において使用する高圧洗浄機では、燃料にガソリンを用いて行う「エンジン式」が最も多く、また威力を考えても外せない機械です。

これらの機械、水勢が強すぎて指を切断してしまったりするほどの危険性があります。

そして一番の危険性に挙げられるのは、一酸化炭素中毒事故が代表的です。

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愛用の防音洗浄機

エンジン式、即ち排気ガスが発生しますので一酸化炭素が出ます。

そのため排ガスの噴出口の向き・風向きなどに注意しながら使用しなければなりません。

万が一、長時間室内に向けて排ガスが噴出、部屋にいた人が一酸化炭素中毒で最悪なことになってしまったらどうしようもありません。

そのようなことを絶対に起こしてはいけませんから、いろいろなことに気を配りながら作業を行っていきます。

以前ハウスメーカー専門店に勤めていたころチェック項目にありましたが、「基礎の通気口」からの排ガス侵入を防ぐことに必死になっていた時のことが鮮明に思い出されます。

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念には念を入れるため、可能性の有無にかかわらず養生することが肝要

その理由は、住宅の基礎通気口付近に洗浄機を設置・エンジンをかけて作業していた業者が死亡事故を起こしてしまった、という事例を耳にしたからです。

労働基準局などからお達しが来ていたこともあり、何よりも絶対にあってはならない事例ですから今現在もこのことを肝に銘じて作業に当たっています。

同業者の失敗・過去の事例、明日は我が身と心に置きながら必要以上に注意を払っています。

水洗いの効果

塗料の密着性を高めるための第一工程、水洗い。

ただ単に水をかけるだけでは、その意味すら無いのが現状です。

このことを知っているのは業者だけであり、工事を依頼する側───つまりお客様方はこの事実を知る機会はほとんど無いと思います。

知らないことをいいことに、施工にかかる人件費や工期の短縮するために水をかけるだけの「パフォーマンス」で終える業者もおります。

水洗いの定義は「塗装する下地をきれいにすること」。

きれいにすることとは、コケやカビ・ホコリなどの有機物などを完全に洗い流すという意味です。

また、過去に塗られた(新築時のコーティング含む)旧塗膜の脆弱な部分も洗い流さなければなりません。

そうしてはじめて、次の工程に進むことができるのです。

では、どのくらいきれいにするのが良いのかを画像にて説明いたします。

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洗浄前
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洗浄後

上記画像は、鉄骨階段の塗装をするために水洗いをしたときのものになります。

画像・洗浄前の状態では塗装することができません。

時間をかけ徹底的に洗い流すことにより、コケ汚れ〜細かい微生物まで完全に落としきっていきます。

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壁などの表層で増殖してしまったコケなどには、至近距離からムラ無く洗浄すること

しつこい汚れには至近距離からの高圧洗浄しか方法がありません。

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施工前の屋根の様子・コケ汚れが屋根を覆っている
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念入りに、丁寧に洗浄するのがミソ
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洗浄後・完全に落としきりました

ホコリ汚れの場合、比較的簡単に落とすことができるのですが、コケやカビなどがびっしりと生えてしまっている場合には、時間をかけて落としきらなければいけません。

なぜなら、目に見えないような細かい壁の表面の凹凸に有機物が入り込んでしまっているからです。

天井洗浄前D.jpg
湿気の抜けにくい環境では、このようになってしまうことも・・・
天井洗浄後D.jpg
徹底的に洗浄を施した後(このあと塗装準備に入ります)

もし適当に洗って、その上から塗装してしまったとすると、せっかく塗ったペンキが剥がれてきてしまいます。

また、そうなった場合には、根こそぎ塗膜を剥がしきってから、再度高圧洗浄を行うこととなり、工事費はとんでもない額に上ってしまいます。

塗装トラブルでもっとも多いのは、洗浄不足による「塗膜剥離」。

そうならないためにも、この洗浄には神経を集中して行わなければなりません。 

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