なかなか目につきにくい「基礎」。じつは塗装した方が良い場合があるんです。

 

家を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスがかかせません。

屋根や外壁など、目につきやすい場所の変化には気が付きやすいと思いますが、もっとも大切な部分であってもっとも目立ちにくい「基礎」にもメンテナンスが必要なのをご存知ですか?

このページでは意外と見落としがちな「基礎の塗装」について説明します。

 


 

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水切り板金などの下部分にあるのが基礎。上記の基礎は健康な基礎

 

基礎とは住宅のおおよそ一番地面に近い部分で常に湿気にさらされています。

実際にご覧になるとわかると思いますが、一年中雨水や地表から出る水分と接しております。

 

以前までは塗装することが少なかったのですが(私はハウスメーカーさんのお仕事で新築時の基礎吹付塗装に携わってました)ここ数年では、ご依頼が入ることもあります。

重要性が認知され始めてきたのでしょうか。

 

この基礎部分ですが新築で、なんの傷もなければ問題ありません。

しかし、経年劣化や地震などによって亀裂が入ってしまうと良くないことが起きます。

それは亀裂などから基礎内部の骨組み(鉄筋等)へ水分が侵入してしまうことです。

 

コンクリートやセメントでできている基礎の中身は鉄の棒で組み込まれています。

外からは確認しづらいのですが、内部はサビ始めていることが多いと感じます。

サビたからと言ってすぐ倒れてしまう訳ではありません。

しかし外から見てサビが出ているのが解かるようでしたら結構まずい状態と考えます。

 

劣化が進行している場合、心配なら建て替えれば問題はないのですが、簡単な事ではありません。

予防策の一つとして基礎部分の塗装というのがあります。

 

下の画像をご覧ください。

 

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施工前の基礎部分

 

 

無数の穴(米粒〜針先大)が見えますか?新築工事時の均し(ナラシ)不足でしょうか。

これでは雨が降るたび内部へ含水してしまうので、水の侵入は防げません。

放置する期間が長ければ長いほどサビが発生し、内部腐食の原因となります。

 

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施工後の基礎部分

 

まず初めに高圧洗浄などで汚れを取り払います。

最低2日ほど乾燥させてから専用下塗りを塗布。

その後、透湿塗料を2回塗りして完成です。(穴や亀裂が多い場合にはコテを使い、モルタルで穴を埋めてから乾燥・再度下塗りを塗布した後、上塗り塗装に入るのがセオリーです)

 

塗装完了後の画像ですが穴がすべて埋まっているのが確認できますか?

この手順で施工することにより防水効果を高めることができるのです。

 

別の角度からも見てみましょう。

 

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施工前の様子

 

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施工後の様子(画像はモルタル処理+塗装仕様)

 

できるだけ長持ちさせるために 湿気を吐き出しやすい基礎専用塗料を使いましょう。

透湿性のない塗料を塗るとハガレやフクレの原因になるので注意してください。

 

建物の重みを一身に受けつづける基礎。

外壁だけではなく、基礎の状態も気にすることで「建物全体の健康」を把握することができると考えます。

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