新しい時代のはじまり
2019.5.1 水曜日 晴れのち雨
私事で恐縮なのですが、この2〜3ヶ月ほど当サイトの記事更新をせぬまま今日に至ります。
理由は「時間と気力がなかった」、これに尽きます。
そんな中、OB客様からこの様な事を言われました。
「最近ブログ更新していないみたいだけど、なにかあったの??」
・・・とても嬉しいお電話でした。
また、新規お問い合わせ客様との電話やり取りの中でも、
「いつもブログを拝見していますが、2月くらいで止まっていますよね」
・・・ともいわれました。
私の稚拙な文章である当ブログをお読みくださる方がいることに、大変うれしく思います。
ありがとうございます。
さて、元号が平成から令和へと移り変わりました。
元号の上では新しい時代になりましたが本質は平成から変わらず、より平和で幸せな日本であり続けてほしいと願います。
否、国内のみのとどまらず、地球全体〜願わくば全ての命に安寧が訪れることができたなら、思い残すことはございません。
この『新しい時代』ですが、人と人の結びつきが濃密に変化していくような気がするのは私だけでしょうか。
今の時代、キャッシュレスだのなんだの様々な事が議題に上がってはおりますが、実のところ人が何かを「買う」ということに対する価値観が変わってきています。
少し前までは、
・手っ取り早く(簡単に)
・注目する部分は「中身よりもうわべ」
・1円でも安く、且つ、なお叩く(価格競争の激化)
まさに、飽食の時代の象徴ともいうべき結果が、希薄な社会環境を構築していったのであります。
逆に矛盾しているようですが、インターネットの台頭により物事の本質を見出す機会に恵まれる時代に変化してきてもいます。
何が良くて何がダメなのか?
そんな中わたしは、この本質を見出すためには「ある基準がある」ということを知ることとなったのです。
それは、【人と人との関わり方】だと感じています。
弊社は塗装工事業(リフォーム)でありますが、当然ながら材料や塗料などを購入しなければ作品を作り上げることができません。
つまり物を買わなければ、ご依頼くださるお客様へ商品提供ができないのです。
ここからが本題なのですが、私は『誰から物(サービス含む)を買うのか』をとても重要視しています。
例えば塗料一つにおいても、
「A社は2万円。B社は2万500円」
「だけどB社の担当者の方が真剣に付き合ってくれているし付き合いも長い。」
だからB社からしか買わない、こうなるのです。
仮に、A社は2万円だからといって、B社に対し値切り交渉をしてしまえば真のお付き合いは終わりとなります。
「しんあいペイントも値段ありきの付き合いだったのか」と・・・・。
また、どこを見渡しても、人付き合いを大切にしている会社は従業員が活き活きとしています。
法令順守への徹底もしっかりしていることでしょう。
わたしは「自分さえよければ・自社さえ潤えば、お客さんも従業員のことも知ったこっちゃない」という希薄を通り越し害悪でしかない存在にはなりたくありません。
このようなマイナス価値観が台頭した時代の結果、リフォームをはじめとした詐欺事件や欠陥商品に代表される、悪のスパイラルが蔓延したのではないでしょうか?
お客様が、「誰から」「何を」「なぜ」購入するのか。
この部分を本質と理解し、「しんあいペイントの片山からサービスを購入して良かったな」と、思っていてほしい。
わたしは心底そう願うのです。
新しい時代には、人々の価値観が変わり本質を見出すことができるキッカケがたくさんあるそうです。
そんな素敵で良い時代になれば、手抜き工事のみならず希薄な人間関係〜犯罪に至るまで、不幸になる人が激減するはずだ・・・そう願ってやみません。