台風による壁の崩壊・モルタル補修と吹き戻しで前より強い外壁にグレードアップ|神奈川県小田原市
神奈川県小田原市 I様所有別荘 外壁部分改修(モルタルおよび外壁復元工事)
税込工事価格帯:20〜30万円 |

施工前
ご依頼のきっかけ ホームページ 主なお悩み 台風被害による壁面崩落 当初の劣化度 1・2・3・4・5 |

施工後 (復元 左上梁柱内壁面のみ)
使用材料 外壁・水系ファインコートシリコン遮熱 各所シーリング
今年9月、立て続けに起きた台風による部分的な外壁崩落があった物件。
特に台風24号の影響が強いものと見られます。
神奈川県内でも被害があり、この度弊社のホームページをご覧になりご依頼を頂戴いたしました。
既存の状態はというとモルタル壁にリシンが吹き付けてあるポピュラーな外壁。
台風の威力が凄まじいとしても、なぜ部分的な崩落が起きてしまったのか。
最上部にある陸屋根防水の状態の不具合、そして各所押さえ金物にはすき間があり、考えられることは滲水・漏水が頭に浮かんでいました。
したがって現地調査当初は上部からの漏水からくるものだと考えていましたが、実際の原因は意外なものでした。
以下、工程写真の一部を掲載します。

▲施工前

▲足場建て、剥離部分全ハガシ

▲撤去後 下塗り剤塗布

▲モルタル施工 一回目

▲モルタル乾燥硬化〜研磨〜下塗り〜骨材吹付け一回目

▲下地完成後、シーラー

▲上塗り2回仕上げ
施工前

▲復元完了


▲シーリング例

▲施工完了
この度の剥離原因は意外なもので、既存外壁施工当時の何らかのミスによる事が原因。
施工しているうちに大よその要因が浮かび上がってきました。
それは、下地モルタルへの『下塗り不足』だと思います。
長い年月を経て、今回の台風により明白となった事実。
やはり、新築でも塗替えでも、下地処理の大切さを再認識する工事でもありました。
また、お施主様からのご依頼もあり、既存の各所シーリング部分にも防水対策を実施。
念には念を=下地への防水性能が高められ、より安全かつ資産価値も温存でき得るお考えだと思いました。
今回の塗装工事は、剥離部分のみの復元工事となりましたが、永続した安定性を付与した施工となっています。
この先どんな強烈な風が来ようとも、二度と剥がれない強靱な外壁としています。