【FROSIO表面処理検査員・雨漏り診断士・一級塗装技能士】が管理監修を行なう店
〒250-0853 神奈川県小田原市堀之内294-4
受付時間:AM8:00~PM19:00
【東日本大震災 復興ボランティア】
~先の震災にて被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げます~
先日、福島県は双葉町へ塗装作業に行って参りました。
今回の作業は社会貢献団体NPO法人・塗魂ペインターズ(第二期会長 宮嶋祐介氏)の一員として、同町にある双葉南小学校(旧地)へボランティア塗装をした内容となります。
~今からさかのぼること13年前、2011年3月11日の14時46分に発生した大地震。
その際に起きた津波によって原子力発電所にも大きな被害がもたらされたのは記憶に新しいかと思います。
悲しいことですが、火災や水素爆発等の要因によって、発電所内のみの被害に留まらず放射性物質が広範囲に放出される事態となりました。
その結果、双葉町・大熊町を中心とした地域においては放射能被曝を阻止するべく計画的避難区域に指定され、住民の方などの立ち入りを禁止する措置がとられました。
そのような中、冒頭に記載した双葉南小学校(以下 小学校)も被害に遭われます。
下校時刻にさしかかる時間帯、いつも通りの穏やかな平時をおえるはずであった14:46、その震災の牙は突如として襲いかかります。
大きな揺れの中、先生方は子供達の安全を確保するために奔走し、パニックに見舞われながらも子供達もまた皆で連携し避難経路の指示を仰ぎます。
小さな子供達は未知の揺れに際し、本当に恐怖であったと思うと言葉に詰まります。
それから約11年、生活感のない無人の時間が経過する一方、除染作業含む解体工事など復興がすすんだおかげで2022年8月、ようやく避難指示は解除されました。
その様な背景のなか、同小学校は震災被害の証人として遺構認定される事となるに至りましたが、このままにするには雨漏りなど老朽化促進の懸念は拭えず、塗魂ペインターズの有志(主催 池田佳貴氏を筆頭に東北メンバー)によって保存のための改修工事を提案し、実行する運びとなったのです。
塗装だけでなく足場もボランティアの有志(日本足場の会 様)によって組み立てて頂き感謝の言葉しか見当たりませんm(_ _)m
そうこうしている内に塗装作業も終わったところで、なんと双葉町のご厚意で小学校内を視察させてもらう機会を頂きます。
「13年前のあの日から時が止まっている・・・」どこかしこからこのような言葉を耳にしつつも、学校内に足を踏み入れます。
廊下から教室、トイレに至るまで様々なものが倒れており、震災時の恐怖さや不安感を鮮明に想像させるような光景を目の当たりにします・・・。
激烈な揺れが一旦収まったあと、先生方の呼びかけに応じたであろう生徒さん達の整然と並んだランドセルを見た瞬間、わたしはあふれ出す涙をこらえる事ができませんでした。
大人でもパニックになるはずの中、小さなお子さん達がきれいにランドセルを並べて先生の言葉に耳をかたむけ、さらに整理整頓をした上で避難していたという事実がこの場所に残されている、そんな切なくも気丈な方正さを目にしました。
今回のボランティア活動では大災害という強烈なエネルギーの中、人の気持ちの強さという点を目の当たりにすることができ、当時わたしは傍観者でありながらも、震災に遭われた全ての方々へ敬服の念を持たざるを得ません。
今回もまた貴重な経験をさせて頂き、現地の方々・関係者各位・弊社スタッフ、そしてすべてのお客様方へ心より感謝申し上げます。
以下、施工方法や施工時における注意点を記載しております。↓ ↓ ↓ ↓
足場
水洗い
養生〜マスキング〜
屋根塗装
外壁塗装
基礎部分
シーリングについて
付帯部
内装
小田原市を中心に約30分圏内を目安にしています
箱根町/南足柄市/山北町/開成町/松田町/秦野市/大井町/中井町/大磯町/