雨に対して思う事
2018.5.31 木曜日 曇りのち雨
現在着工中の物件は、アパート様・戸建て様になります。
マンションなどの塗り替え工事の場合では、降雨であっても何かしらの作業をすることができ、梅雨時であっても頭を抱えるようなことはそんなに多くはありません。
しかし、戸建て住宅などの塗装工事ですと雨=施工中止になることがほとんどで、施工箇所の順番や工程・工法などに配慮しなければならず、そのほか湿度にも気を使わなければいけません。
雨予報→降る前までに塗った塗膜を乾燥させる>塗料の乾燥時間と施工可能な湿度の確認>どこから先に完成させるのかによった施工の優先順位・・・といった感じで毎回何をどう行うのか?の周知を忘れることはできないのです。
また必要に応じ、ビニールで壁面などに傘を作る『雨養生』の設置も度々おこなっています。
今日の予報は一日を通して曇りの予報。
正直、予報をアテにしていました・・・。
しかし朝の湿度からは何となく雨のにおいを察知でき、本日の施工方法を急遽変更することに。
案の定、小粒の雨が降り始めましたが、塗ってる最中の雨ふりに対してはどうにか回避することができました。
ですが雨が降ってしまえばお手上げ状態。

▲外して塗らなければいけないものは外しておく

▲外したものは復旧する(固定)
昼前までは雨が降っても大丈夫な部分の施工をしておりましたが、その後は各所の復旧などに留まるのみ。
もうこれ以上は無理、というところで本日の作業は中止にしてしまいました。
本当に残念です。
というのもアパートなどの集合住宅の場合、施工期間のある一定期間は洗濯物を干せなくなってしまうという、入居者さま達にとっては非常にご不便をおかけしている状況が長引いてしまうからなのです。
できる限り土日などには、完全に洗濯物を干すことができるような段取りをとらせていただいてますが、やはり雨の日が多ければ多いほど工期が延びてしまいます。
何とか早く、入居者の皆様には自由にバルコニーを使用していただきたい。
そう考えながらの雨予報、ものすごく気分が暗くなってしまいます。
どうしてこのタイミングで降ってくるのかな・・・・。
でも落ち込んでいたって工事が進むわけではありませんから、明日以降の手順を詰めていきたいと思います。
さて、夕方はお客様宅でのご契約もありましたので、本当に落ち込んではいられません(^-^;
どんな天気でもガンガン進めることができるようなシステムを開発したい、そんなことを考えながら事務所へと帰るのでありました。