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雨に対して思う事

2018.5.31 木曜日 曇りのち雨

現在着工中の物件は、アパート様・戸建て様になります。

マンションなどの塗り替え工事の場合では、降雨であっても何かしらの作業をすることができ、梅雨時であっても頭を抱えるようなことはそんなに多くはありません。

しかし、戸建て住宅などの塗装工事ですと雨=施工中止になることがほとんどで、施工箇所の順番や工程・工法などに配慮しなければならず、そのほか湿度にも気を使わなければいけません。

 

雨予報→降る前までに塗った塗膜を乾燥させる>塗料の乾燥時間と施工可能な湿度の確認>どこから先に完成させるのかによった施工の優先順位・・・といった感じで毎回何をどう行うのか?の周知を忘れることはできないのです。

また必要に応じ、ビニールで壁面などに傘を作る『雨養生』の設置も度々おこなっています。

 

今日の予報は一日を通して曇りの予報。

正直、予報をアテにしていました・・・。

しかし朝の湿度からは何となく雨のにおいを察知でき、本日の施工方法を急遽変更することに。

 

案の定、小粒の雨が降り始めましたが、塗ってる最中の雨ふりに対してはどうにか回避することができました。

ですが雨が降ってしまえばお手上げ状態。

緊結前.png

▲外して塗らなければいけないものは外しておく

緊結後.png

▲外したものは復旧する(固定)

 

昼前までは雨が降っても大丈夫な部分の施工をしておりましたが、その後は各所の復旧などに留まるのみ。

もうこれ以上は無理、というところで本日の作業は中止にしてしまいました。

本当に残念です。

 

というのもアパートなどの集合住宅の場合、施工期間のある一定期間は洗濯物を干せなくなってしまうという、入居者さま達にとっては非常にご不便をおかけしている状況が長引いてしまうからなのです。

できる限り土日などには、完全に洗濯物を干すことができるような段取りをとらせていただいてますが、やはり雨の日が多ければ多いほど工期が延びてしまいます。

何とか早く、入居者の皆様には自由にバルコニーを使用していただきたい。

そう考えながらの雨予報、ものすごく気分が暗くなってしまいます。

どうしてこのタイミングで降ってくるのかな・・・・。

でも落ち込んでいたって工事が進むわけではありませんから、明日以降の手順を詰めていきたいと思います。

 

さて、夕方はお客様宅でのご契約もありましたので、本当に落ち込んではいられません(^-^;

どんな天気でもガンガン進めることができるようなシステムを開発したい、そんなことを考えながら事務所へと帰るのでありました。

塗魂ペインターズ(とうこんペインターズ)

2018.5.29 火曜日 晴れ

梅雨はすぐそこ・・・・という予報を目の当たりにし、戦々恐々としている5月末。

外壁塗装工事において雨は大敵。

降雨で喜べるのは水洗いの日ぐらいなものです。

いやむしろ、「やった、休める!」と急な休みを堪能できる、入ったばかりのあんちゃん位なものか(笑)

 

工事予定が埋まっている、この先の物件もきちんと納めるためには、雨が降らないことを只々祈る毎日です。

しかし・・・予定が埋まっているのという事は本当にありがたいこと。

こんな私にはもったいないことでもあります。

 

さて、少人数で一件一件、工事をこなさせていただいている弊社は、この時期(梅雨)が毎年憂鬱でして、天気予報が怖くて怖くて仕方ありません。

1〜2日の雨くらいなら何とかなるのですが、3.4日を超える雨天である場合には他の塗装屋さんに助っ人に来てもらわねばならず、これが中々お願いしにくいもの。

 

そんな中、弊社の所属する『塗魂ペインターズ』および『日本塗装名人社』の仲間に声をかけさせていただくと、気前よく「2人段取りするよ!」とか、「困ってんなら明日職人向かわせるよ」と、言って頂くこともしばしば。

本日も応援に来ていただいております(ToT)/

 

そして、いままで何度も何度も助けられているのが実際のところ。

以前は100所帯近いマンションの塗装工事を、わたしとスタッフ1名・たった二人で攻め落とす(工事を完成させるという意味)つもりが、そうもいかず攻めあぐねているところに塗魂の仲間がバシっ!と集まってくれ何とかギリギリ、工期に間に合ったこともあります。

あのままだったら、わたしとスタッフたったの2名・休み時間なしで鬼神のごとく動き続けているのに終わりませんでした。

 

塗魂・・・・塗装名人社・・・・・。

こんなわたしのお願いを、いつもいつも聞いてくださり頭が下がる思いです。

 

今日来てくださったのは『関東塗魂ペインターズ』一友ビルドテック様、トーシンリフォーム様(あいうえお順)から塗り職人さん達が、梅雨予報に恐れをなした弱者の片山の現場を塗って下さってます。

ここの社長さま達は、非常に男気に満ちており地域の皆様からの人望も厚い。

いづれも大先輩であり、また本当に人思いな男たちであります。

心底から感謝。

そして両名ともに相模原の塗装会社で、間違いのない高品質な工事をこなしている専門店でもあります。

相模原周辺にお住いのお施主様は是非、どちらかにご依頼なさって下さい(^.^)

 

塗魂といえば本日より4日間、愛知県犬山市にある『モンキーパーク内・モンキーセンター』で、われらが塗魂ペインターズのボランティア活動が行われております。

日本全国よりメンバーが参加して、色々なものを塗装したりしています^^

 

そして、今回はなんとボランティア活動『100回目記念』!!

わたしもこの日を心待ちにしていたのですが、雨やその他事情により現在手掛けさせていただいている現場が思ったように進まず、今回は断念やむなし。

 

でも・・・・・・小田原から、気持ちだけはそっちに向かっています( ;∀;)

ちゃちな仕様

2018.5.27 日曜日 晴れ

「なるべく安く」

これは、大抵の人が買い物時に思うこと。

なにかを購入する際、こう思うのはごく普通のことですね。

 

わたしも飲み物を買うときにはできるだけ安い自販機へと向かうことがほとんどです。

160円のお茶と100円のお茶が並んでいたら、まっ先に100円の方にお金を入れてしまいます。

 

そんな中、同じような商品なのに何故か価格が違うことへの謎が浮かんでまいりました。

実際に比べてみると、一般的な160円のお茶は『ふつうに美味しい』と感じ、安い100円の方は『なんだか水っぽい(薄い)』と感じたのです。

 

これは錯覚なのか本当なのか。

だったら聞茶しかない、ということで目隠しして比べようと思ったところで、下らないことをしようとしている自分に気づき止めました(笑)

 

価格の違いというのは至る所に存在し、それぞれが消費者の価値観によって選択されております。

 

金額の違いにもそれぞれ理由があり、安いほうには

・超大量生産をしている

・外国産

・生産コストが少ない

などの理由があり、逆に高いほう(一般的な方)は、

 

・国産材料を使用

・おいしい

・こだわりがある

・身体に良かったりする

とも言えるのだと思います。(←ラベルに記載してあることを鵜呑みにしてます)

 

これは飲食店や食料品、新築物件や車の購入時などにも似たようなことがいえ、また塗り替え工事にも当てはまることだと思います。

 

安い=簡素・低品質。

中間=普通

高い=こだわり・高い品質

という方程式のようなものがあり、実際のことだと感じます。

 

塗装屋としての立場で言えば、あまりにも安い仕様の工事では『うわべだけの美観』になることの方が多く、逆をいうとスペックの高い仕様では大変手間暇をかけた『深みのある塗装』が完成されていきます。

 

ずいぶん昔の話になりますが、塗装工事を無事に終えた後のお客様に言われたことを思い出しました。

「きれいに仕上がってよかったよ〜」「一番安いものにしなくて本当に良かった」

 

一番安いものとは、【金額は安いが塗料も施工方法もふつうの仕様】のこと。

当時上からフッ素>シリコン>ウレタンという塗料別見積プランからの一番下、ウレタンランクのことでした。

施工方法も只々1色で塗り替えるだけの標準スペック。

いくつかの種類の中から、こちらのお施主様は長持ちする仕様+イメージチェンジ+クリーニングをお選びになられましたので、完成した時は非常に喜んでくださり施工した私も本当に清々しい気分になったのを、つい昨日の事のように思い出します。

そして『ちゃちな塗装にしなくて本当に良かった』と。

ずっと残ってしまいますからね。

 

ちなみに、いくら安いといっても私は低品質なものをお客様に勧めたことは一度もありません。

早期退色や剥がれを起こす可能性のある仕様=安かろう・悪かろう、になってしまっては元も子もありませんから。

そして、あくまでもご予算ありきのことですので、お客様の理想に合った施工プランに、最低限近づける努力をするようにしております。

その中でどこまで高品質なものを提供することができるかが、わたしの存在価値なような気がします。

 

さて、お茶の話に戻りますが、今は相場があるわけですので例え金額に大きな開きがある場合でもしっかりとした理由が存在していますので、暴利をむさぼる・・・なんてことは考えにくいとも言えますね。

近い将来、意味ある適正価格の時代がやってくるのではないでしょうか。

tubame sann.png

【つばめ親子のお食事シーン】

 

画像は、今年もつばめがやってきまして、子育てをしている様子を写真におさめたものになります。

親鳥が口移しでヒナにご飯を与えているシーン。

 

ひょんなことからナイスな瞬間を撮ることができました。

いや〜、実に縁起がいい^^

派手なアクセサリー

2018.5.24 木曜日 晴れ

ご存じの通り、世の中には地味な人・派手な人がいます。

地味な人はもの静かであまり目立とうとしない感じの方が多く、比較的おだやかな印象でしょうか。

 

一方、派手な人はその言葉のイメージどおりきらびやかで、そして目立つことが大好きなそうな印象で、一見するとイケイケどんどん、な感じがします。

感じさえ良ければ派手なほうが得をしそうな気すらします。

 

実は今日、移動中の高速道路でとても派手な車・運転手さんを目にしました。

車種などは伏せますが、とても目立つ車だったので、ふと目に入ってきたのです。

 

運転している人は、ネックレスや指輪などの装飾品がとてもお好きなようで、いたる部分が光っておりました(笑)

車もかなりハデハデ。

運転マナーはというと、きわめて落ち着いたドライビングをこなす、紳士的な青年でございました。

 

その時思ったのが

「派手な見た目に地味な運転がコラボレーションすると、なんだか好印象だけが残るものなんだな・・・」と。

では、派手なほうが得なんじゃないか??それなら真似してみようかと、一瞬頭をよぎりましたが私がアクセサリーをじゃらじゃらつけてみたところで何のプラスにもなりません。

それどころか見積り時に帰されちゃうか(笑)

 

年齢を重ねていくにつれ、地味になっていく自分。

地味すぎて最近では友達と会う時や会合の際、「なんか、暗くなった??」とか言われる始末です((+_+))

 

地味だの派手だの・・・・何故こんな話をするのかというと、人は見た目で判断する割合が80%とも90%とも言われており、もしその統計が本当ならば見た目さえ良ければ何でも上手くできるのだろうか?という疑問が生じたからです。

というより、ずいぶん昔から考えている疑問と言う方が正しいかもしれません。

 

しかもこの疑問は、塗装にも当てはまると感じています。

塗った当初、キレイな見た目になるのは当然のことで、ならない方がおかしなこと。

しかし、数年過ぎポロポロ剥がれる事例をたびたび目にします。

剥がれたペンキは対処するのが大変。

 

このように、見た目も大事ですが中身のほうがもっと大切である。と、塗装にあてはめて考える毎日でございます。

水栓留め具.png

アクセサリー装着?

 

わたしも指輪くらいは装着してもバチ当たらないか・・・ってことで、買っちゃいました。

ゴツめの指輪。

金額は、430万・・いや430円也。

 

実は、水道の蛇口とホースを連結するための、ただの固定具です(笑)

金色の部分はネジ式の絞って調節するタイプ。

今日は高圧洗浄の2日目、ホースが足りなくなって急遽延長、その際の連結金具です。

 

さて、明日は水洗いの最終日、気合入れて洗ってまいります^^

ウェブサイトからの個人情報漏洩の防止

2018.5.22 火曜日 晴れ

インターネット社会になり久しい現代。

普及してから、彼此20年は経過したでしょうか。

 

わたしもネットを介したお客様とのやりとり〜そして小田原の実店舗経営を軸に、ご依頼頂いたお仕事を・塗装業をまい進させて頂いております。

ほんとうに有り難い限りです^^

 

さて、ネット社会といいましても不安が多いのも事実です。

特に外壁塗装。

初めてのコンタクトではお互い顔が見えず、「サイトではある程度言いたいことは分かるけど、いったいどんな塗装屋なんだろう・・・」「ほんとうにこの業者のこと、信用できるのか??」など、お客様からしてみれば不安要素が残るのも無理はありません。

 

ただこちらに関して言えば、実際に会ってみれば分かるもの、と思います。

わたしも普段はお客さん側ですので、その辺はそう理解しています。

 

しかし、それよりも恐いことがあるのがネット社会。

それは、ウイルスやスパムなどによる《個人情報の漏洩》です。

 

お客様が見積もり依頼などで【お問い合わせフォーム】に入力する欄があり、そちらには個人情報を記載する部分があると思います。

どこのサイトもそうなのですが、お見積もり依頼に限定すればそこがスタート地点。(電話を除く)

これがなければネットを介したやり取りは始まりません。

 

しかし最近、新聞やネット(またかい!)で、そして同業者間での恐いウワサが浮上してまいりました・・・。

なんと、個人情報がゴッソリ持ってかれてしまうと言う情報を耳にしたのです。

 

気の早い片山はいつも即刻行動します。

すぐさま、お世話になっている行政書士の先生(大阪)へ、個人情報搾取ウイルスへの対応として、より強いセキュリティ対策をする依頼を致しました。

 

このセキュリティ対策のことを【SSL証明書】というらしく、サイト上でのやり取りに対し限りなく安全な証明書とのこと。

この手の話にめっぽう疎いわたしには詳しく説明することはできませんが、大信頼している行政書士の先生が動いてくれている上に、やはりネット上でも話題にあがっている行動でした。

そろそろGoogle本体も、SSL(今回わたしがやった一連の行動)をまだ行っていないサイトにペナルティを課す・・・・なんて話題が多くとり上げられていました。

 

今までもお客様の個人情報の取り扱い対しては、厳重に行ってきました。

すごく良いと言われるセキュリティソフトでの対策です。

ただ、念には念を入れるのがわたしの性格。

「お客様の個人情報を絶対守る。」を社内での合い言葉に日々個人情報保護に取り組んできましたが、SSLは安心感が違います。

ウチの会社は、まだまだ小さいですが大切なお客様の個人情報はとても大きな存在。

せっかく頂いたお問い合わせで情報流出など、あってはならないのです。

屋根・外壁に、真っ黒な色をおススメしない訳

2018.5.21 月曜日 晴れ

町を見渡すと様々な色の建物があり、いくら眺めていても飽きを感じさせません。

日本の住宅におきましては、使用されている色の多くは『白』『黒』『ベージュ』『グレー』などが最も多く、家の窓を開ければこれらの色がたくさん目に入ってきます。

中には、青い壁・黄色い壁や赤い屋根などもあり、色によって街中を明るく彩っていますね。

 

さて、この『色』について考えておきたいことがございます。

白やグレー、ベージュなどの明るい色(もしくは淡い色)には太陽熱を吸収しにくい効果があるのをご存知ですか?

逆にまっ黒い色には【太陽熱を吸収する働き】があります。

 

一軒一軒では僅かかもしれませんが温暖化の促進につながる色だと言えるかもしれません。

また、高温時の真っ黒な屋根・外壁などの場合、中に住まわれている人に対し『室内熱中症』を促してしまうカラーであるとも考えられます。

毎年、夏シーズンでは室内熱中症による悲しいニュースを目にしてしまい、とてもつらいです・・・・・。

 

人の暮らしさえ大きく変えてしまう可能性のある『色』。

熱をためない白、熱を吸収する黒。

一体どのくらいの差があるのか確かめてみたいと思います。

 

たびたび行う実験ですが、今回の検証も太陽により熱くなっている白と黒の板に、レーザーによる温度測定器をあてて温度を測ってみます。

 

【検証名:白と黒の温度差(5月21日version)】

場所:小田原市堀之内

天気:晴れ

時間:12:31

気温:23.5℃

板の向き:南南東

DSCN0125.JPG

遮熱効果なしの白い塗装の表面温度・37℃

DSCN0124.JPG

同じく遮熱効果なしの黒い塗装の表面温度・57℃

 

1枚目の白い方の温度は37℃。

もう一方の黒は57℃にも上っています。

子供の頃におこなった理科の実験でいうところの『レンズと太陽』みたいなものですね。

光を反射しないから黒い方が焦げやすくなる、あの作用です。

 

以上のことから、白系のほうが熱をため込まない性質があり、逆に黒いものはカンカンに熱せられる・・・。

そうだとわかれば是非色で悩まれているお客様に提案差し上げたい。

「白に近い方が夏涼しいですよ〜」と。

 

でも、わたしがお客様に1から説明できるような立派な人間ならともかく、お客様の気に入っている色を覆すようなことはできないのが現実です。

真っ黒よりも少し白っぽい黒・・・・いや、それより少しグレー系・・・・できることなら明るいグレー、願わくば白に近いような淡いカラーを切望しているのが私の本音。

実際はズバッと断言できずじまいの現状。

もっとしっかり説明したほうがよいのか、それともお節介なのか・・・。

 

わたしはお客様のイメージ通りの色を実現したく日々考察しているのですが、多くのお客様は『黒い屋根』を希望される現実があります。

そこをペンキ屋の分際で「白です、白にしましょう!」などと、恐れ多くて言えません。

ですから100%真っ黒の選択はせず、スレートブラック色などの少しだけグレーがかっている塗料の提案をさせていただいている訳なのです。

 

しかしながら元々黒だった屋根を、薄い色にするようなイメージを具現化するのはとても難しいとは思います。

ですが今はカラーシミュレーションという強い味方があるご時世。

弊社も採り入れておりますので、ぜひご一考いただきたく存じます^^

 

ただ、シミュレーションの操作は難しい(笑)

塗装技術者の立場から言うと、IT業者か何かにシミュレーション作成の依頼をしたいほど難しいんです( ;∀;)

一昨年から採用しておりますが未だ苦戦しています・・。

最近はスタッフにお願いしてやってもらっているのですが、これがなかなか上手くやってくれています。

わたしが自分で作成するときなど、「ここ・・・どうやってやるの???」「これは何だっけ!?」など、スタッフの手を煩わすこともしばしば。

そのうち怒られちゃうんじゃないかと心配しています(笑)

 

────話を戻しますが、黒と白では今日時点で『20℃』近くの差がありました。

夏前にこの状況ですので、やはり黒より白の方が何かとメリットがあるのだと思っています。

「白かグレーかベージュを塗ってみませんか?すごく良いですよ」

心の底から・・・いや心の底だけでですが、こう断言します。

 

いちペンキ屋のオヤジが、なにをふざけたこと言っているんだ・・・!?とのお言葉もあるかと思いますが、わたしは常々こう感じているのです。

今日も風が強め・・・

2018.5.20 日曜日 晴れ

季節の移り変わり目というのは、どうして風が強いのでしょう・・・。

本日は着工中の物件の、メッシュシート(足場全体を覆っている網戸みたいなシートのこと)の状況を確認しに行きました。

 

たまにある、・・・・いや、度々ある強風時には足場の倒壊や損傷などを未然に防ぐため、チェック&是正を行うのですが、こと季節の変わり目には必ずあるといっても過言ではありません。

チェックは毎日行いますが、是正というのはシートの撤去や再設置のこと言い、多いときでは1つの物件で4回を数えたこともあるくらいです。

2.png

重ね張りしたシートを外している最中

 

上記画像で外しているものは昨日行った高圧洗浄の際に、周辺に水が吹き飛ばないようメッシュシートを『重ね張り』したもので、風が強いときにはこれらを畳んでおかなければなりません。

たたむ理由は強風時、メッシュが幌-ほろ-の役目になって足場全体に非常に強い負荷が掛かるのを防ぐためです。(当サイト内で度々登場している話題になります)

 

明日以降の風状況は安定している予報ですので、今日のところは2重張りメッシュの撤去と、その他部分的なたたみ作業のみとしました。

 

その後は煙突の塗装をし、本日の現場作業を終えました。

剥がれた煙突.png

施工前の煙突

サビ止め後〜太陽と煙突.png

下塗りを終えた煙突

 

ちなみに煙突というのは高温になる場合が多くあり、使用する塗料を限定しなくてはいけません。

こちらのお施主様の場合、冬期になると薪ストーブを使って暖をとられるということであり、その場合ですと煙突温度は約50度ほどになりますが、思ったより高温ではないと感じます。

したがいまして、今回は極めて強い威力のある下塗り塗料を選択。

50〜60℃くらいの温度に対応でき得るものにて施工致しました。

 

キレイになった煙突で、次の冬まで快適にお過ごし頂ければ幸いです^^

その人にとっての塗装

2018.5.18 金曜日 晴れ

足場を建て塗料によって家を保護することができる、『外壁塗装』という工事にはいくつかの目的がございます。

 

・家をキレイによみがえらすこと

・雨漏りなどの抑止または修理

・断熱や遮熱などの付加価値

・色替え等によるイメージチェンジ 等

 

そして、これらの目的を果たすために必要不可欠なことがあります。

それは『完成するまでのプロセス』です。

当たり前すぎてここで言うようなことではないような気もしますが、実はそうでもないんです。

 

どんな仕事にも言えることだと思いますが、物事には0から完成(もしくは達成)までのプロセスがあり途中過程の何かが抜けてしまうと、もはや商品とはいえません。

 

畑でたとえますと、種や苗をやり・暴風雨対策を実施し・虫や動物などから守り・適宜栄養を与える・・・、日照りつづきなら水をまかねばなりません。

そうして時間を掛け出来上がったものを出荷する・・・・。

もっとも、芽を出すためには土を耕すことも忘れてはいけませんね。

 

このようにほぼすべてのことにはプロセスがあり、どの部分も決しておろそかにしてはいけないと思うのです。

 

こと外壁塗装におきましても、これらと同じように手間をかけて一つの物件を完成させることができるのです。

さらに突き詰めていきますと、ご依頼下さるお客様がいる上で・建物があり・塗装工事を必要としているタイミングが来ていて初めて、塗装の案件が発生いたします。

タイトルにもありますが『その人にとっての塗装』、すべてはこの言葉に凝縮されています。

 

お客様が、

・塗装工事をお考えになった理由

・お悩み事の有無

・こういう感じに仕上げたい(イメージと理想の具現化)

 

という、お客様にとっての塗装・・・こちらの部分が特に重要な部分であると日々感じています。

「とにかく長持ちさせたい」、「〇色と〇色だけを使ってイメージチェンジしたい」などのご要望に、どこまで実現できるかが塗装店としての使命であり、お客様方もそれをご希望なされることが多いという現実があるのです。

中には、亡くなった親御さんの思い出を残したいので「色は替えずにお願いしたい・・・」と希望されたお客様のことは今でも記憶に焼き付いています。

 

わたし達のような業者の存在理由は、このようにお客様の要望にお応えすることです。

『その人にとっての塗装』をすべて開けっぴろげに教えてもらうことはとても難しいこと。

それでもできるだけ聞かせて頂けるように努力をしています。

 

将来しんあいペイントにご依頼下さる方の中で、この日記を読んでる方がおりましたら是非教えてください^^

世界的な『エアコンの増加』-塗装屋として考える-

2018.5.17 木曜日 晴れ

昨日読んでいた記事に、こんな話題がありました。

【AFP=時事】国際エネルギー機関(IEA)は15日、世界のエアコン(空調装置)需要が今後30年間で3倍に増加する見通しとの報告書を発表した。これにより、エネルギー効率の高い冷房装置の模索が最優先事項の一つとなることが予想されるという────

 (引用元 AFP=時事)


そしてこの記事のつづきには、

また『所得の上昇に伴い、特に新興諸国でエアコンの所有が急増する」としながら、「エアコンの効率性能を最優先事項とすることが不可欠となる。今後新たに導入されるエアコンの大半に対する効率基準は、設定すべき基準をはるかに下回っている」とした。

(同じく抜粋)

とありました。

暑い地域や寒い地域でエアコンを使える人たちが増えることは、とても素晴らしいことです。

わたしも、ギリギリまで我慢してエアコンを利用したりするので、とても助かっています。

 

ただ、ここで懸念されるのが『旧フロンガスを使用した古いエアコンが出回ること』です。(オゾン層破壊の原因となる古いフロンガスのことを『特定フロン』といいます)

 

というのも、然るべき方法で廃棄処理しなければいけない古いエアコン(オゾン層に悪影響を及ぼす物)の海外輸出や取引がまだ多くあり、そのような物を新興国の人々が利用してしまうのではないか?という懸念材料があるのです。

あくまで私なりの考えで恐縮なのですが。

 

もちろん、環境基準(日本で言うフロン排出抑制法)を満たした機種が出回ることで、冷暖房機器の増加に関する温室効果ガスの排出量や、エネルギー需要に応じるための発電所設置等のリスクを軽減できるものであると思います。

 

しかし、上記のような中古機器や環境基準を下回るエアコンなどが出回ってしまうとリスクしか残らないような気がするのです。

特定フロンは10年以上の長い時間をかけて成層圏まで到達し、オゾン層の破壊をはじめます。

 

今現在出回っているオゾン破壊の要因とならないものは『代替フロン』といい、環境基準内のものではありますが、代わりに温室効果ガスの排出量がとても多いとのこと。

 

今日明日からでも動き始めなければ・・・・いや、むしろとうの昔から始めてなければ遅いことなのかもしれません。

各国政府〜自治体、そして個人に至るまでこれらの問題に、もっともっと真剣に向き合わなければ地球の未来が大変苦しいものになってしまうかもしれない・・・・・。

楽観視しやすくも、最大の課題ですね。

 

「いち塗装屋の分際で何ができる?」

わたしは塗装屋として胸を張って断熱塗料・遮熱塗料を塗ることができます。

そして私自身が死ぬ日まで、省エネ塗料を塗り続けます。

IMG_0809.JPG

遮熱塗装

温暖化防止に僅かでも役立てること、そしてご依頼下さるお客様が少しでも暮らしやすくなることを願って。

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断熱塗料

柄にもなく熱く語ってしまいましたが、私にできることとしてみれば省エネ塗装の提案・施工くらいしか今は思いつきませんが近い将来、省エネルギー化が当たり前の世の中となって、後世の暮らしに安定をもたらすものと信じています。

食器洗浄機、入荷

2018.5.16 水曜日 晴れ

本日の小田原は暑かったですね。

かえるの鳴き声が、セミの声に聞き間違えるほどの熱気でした。

今日の私はと言うと、盆地の暑さとは少し違って割と過ごしやすい箱根方面へ現地調査に行ってきました。

日差しは小田原と変わりありませんが、涼しい空気が心地よかったです^^

さて、近日着工の【食洗機設置工事】等の部材が届きました。

食洗機、到着.png

到着した食洗機

 

塗装工事屋なのに、なぜ食洗機??と、思われるかもしれないので、念のためお知らせ致します。

 

弊社は住宅の内装・外装をはじめ、ビル・店舗などの塗装工事全般を行っておりますが、弊社の塗装工事をご利用下さったお客様のみに対し、上記のような作業(電気工事やハウスクリーニング等)をご案内させて頂いております。

 

弊社の強みとして、多業種にわたり非常に良好な連携関係があります。

クリーニングは自分たちで・電気工事などは協力業者さんと行わせて頂いています。

どんな業者が作業しに来るのか、不安に思うことなくいてほしいから。

代表の私が、信頼している業者以外はお客様の家に入れたくありません。

お客様が住む、ご自宅での工事を少しでも安心してご依頼頂けるよう、このような形で行わせて頂いております。

 

また、愛犬と暮らされているお住まいには、【壁紙・床のクリーニング】、【フローリングのガラスコーティング】、【防音・調湿・断熱塗装】も好評頂いております。

いずれのほとんどがOB客様です。

今回のご依頼も、このような流れからご依頼を頂きました。

本当にありがとうございます。

 

毎日だとチョット面倒な食器洗い。

少しでも労力を減らすことができたら、私としても嬉しい限りです^^

 

外壁だけでなく、家の中まで快適にしたい。

そう願ってやみません。

お客様に伝えることの『ありかた』

2018.5.15 火曜日 晴れ

yoruwomatu fuji.png

現地調査・見積もり・プレゼンを終え、帰り道のワンショット。夜を待つ富士

 

内装・屋根外壁塗装を専門的に行っておりますと、時として難しい問題に直面することがあります。

それはお客様に『塗装することによるメリットを100%上手に説明すること』です。

 

わたしは、どんな同級生よりも早く社会人になり塗装一本で歩んでいるためか、説明するときに言葉が出てこない(学がないともいえるかも・・)という欠点があるのです。

・・・・いや、早くから社会に出ているといっても、教育はきちんと受けております。

ですが、スラスラと言葉が出てこず、お客様に伝えきれていないのではないか??という疑問と不安を抱え今日に至ります。

 

私のしがない説明を聞いているお客様は、さぞかし不安に思っているのではないだろうか・・・。

もしかしたら説明下手なわたしのせいで、メンテナンスすること自体に嫌気がさしてしまうのではないか???

自分がお客様の立場なら、「もっと具体的に言ってよ」と言ってしまうかもしれません。

 

経年劣化している建物ならば、塗替え工事の必要性は間違いなくあります。

塗料の質により断熱効果のあるものや、遮熱効果・硬質・弾性質など、建物に適した塗料が数多くあり、それぞれが家のためになるものばかり。

 

この辺を上手く伝えようとすると、言葉が出にくくなり、結果的に最後まで言うのをためらってしまうこともしばしばあるのです。

これじゃいけないな・・・。

 

ある訪問販売の営業マンは、こう言ったそうです。

 

「家の屋根の〇〇〇がめくれていますので、良かったら直してあげましょうか?」

 

度々耳にする営業トークで、スラスラと言葉が出るのだそう。(先月も他のお客様から聞きました)

わたしが訪問販売の営業マンに対し『すごいな』と思うのは、色々な言葉が出続ける、営業マンの話術(?)が本当にすごいな・・と思うのです。

 

いや、実際にめくれていようがいまいが、そんなものは塗装工事の際に直すのが当然ですから、その時に補修してから塗装すれば良いのです。

それよりも、やはり真偽のほどはともかく、何が何でも塗装工事に持って行こうとするその根性がとてもすごいと思うのです。

 

といっても、そういう営業方法をすることはありませんが(笑)、伝えなきゃいけないことをしっかり伝えると言う点にだけ、尊敬の意を表します。

どうすればお客様に分かりやすく、かつ専門用語を使うことなく説明することができるか。

今後の課題です。

negibouzu.png

片山の課題など気にも留めないネギ坊主・・・

お客様への説明とは逆に、同業者や建築関係者にはペラペラ・スラスラと言葉が出るんですけどね(^_^;)

5月ですが、五月雨雲

2018.5.13 日曜日 曇りのち雨

生ぬるい朝方の陽気・・・。

今日はずいぶん暖かくなるね!と、楽観視していたのもつかの間、10:00位からだんだんと雲が濃い色となってまいりました。

本日もご依頼を頂いた見積もりをしにいく前の、ハシゴを積んでいるときのことです。

 

「もしかして・・・今日雨降るの??」

 

すぐさま調べたところ、案の定わたしの直感通りの天気予報。(きのう予報を確認していない罰か)

しかも、強雨という。

このような日にハシゴに登っておりますと、足下が滑ってしまい大変危険なのです・・・。

 

雨が降らないように祈りながら、はじめのご依頼者さまの家へと車で向かっていると、雨雲は後ろの方からユックリとやってきます。

降りそうで降らない、あの感じです(^^)

 

わたし達に、天は味方してくれている・・・・。

 

なんとか強雨の最中のお見積もり・実測は避けられましたので、本当にツイていると感じた今日この頃でございます・・・。

普段のおこないが良いせいかしら^^

こんなことを考えながら一日を過ごすことができました。

お天道様、そしてお客様方に感謝申し上げます!!

色の調整風景.png

雨の中での外壁カラーのイメージ

 

画像は本日の夕方ころ、次なる外壁塗装の物件さまでの色合わせです。

 

雨の中でちょっと焦りながら、ひとまずスマホに撮った画像を

「こことここは、こうする」

みたいなことを行っている(自分の頭の中で)ときの物です・・・。

 

こうして事務所に持ち帰ってみてみると、自分の殴り書きがものすごく雑にみえてゲンナリしてしまいます(笑)

さて、これからが本番、気を引き締めて事務作業に没頭いたします^^

「ウチだけを、一生懸命やって」

2018.5.11 金曜日 晴れ 

わたしは商売の基本として、『お客様の満足』という部分が一番大切であり、ここに特化することこそが商売人としての役目だと考えます。

お金を支払われるお客様が、いかに納得できるものを提供できるか。

「またお願いしますね」と言って頂けるような仕事をするための努力を、研究し続けること。

毎日の積み重ねが一つずつ小さな実を結び、少しずつですが、やがて一本の幹となって形になるのではないでしょうか。

 

その形が増えていくと人様からの『信頼』という綺麗な花が咲く・・・そう信じ続けて日々の業務を行っております。

 

開業以来、弊社をご用命下さるお客様の大半は、ご自分の家の塗装工事を真剣に行ってほしい・・・と、お考えになられる方が多いと感じています。

先日もお電話でのお問い合わせで、

「ウチだけを、一生懸命やっていただけませんか?」

と、申されていた方がおりました。

なんでも、過去に行った塗替え工事の時、業者さんが来たり来なかったり・毎日別の職人さんが来たり・・・・で、落ち着かない期間を過ごされたとのこと。

 

外壁塗装に必要な期間は約2〜3週間かかる場合が多く、この間に感じるお客様のストレスは計り知れないものがあります。

これでは「・・・・とにかく早く終わらせてほしい」と、本来の目的である『保護と美観を追求した工事』などを期待できる状態にならないと思います。

 

いかにお客様やご家族方がストレスを感じにくい工事期間にすることができるか。

このような部分に真剣に取り組みながらも、徹底した工事を行うように考え、実行することが特に大切であると常々思います。

 

先ほど商売の基本と申しましたが、この言葉にすべてが含まれていて、ここを追求することこそが『事業を立ち上げた意味』であると確信します。

いつでも・どこでも・誰にでもできてしまう商売にはあまり存在価値がないようにも思えます。

簡単にはいかないからこそ面白く、日々の自問自答によって導かれた答えを追い求めればこそ、お客様が満足して下さる仕事ができるものと信じます。

 

さてと・・・・・・、今日も勉強明日も勉強。

気を引き締めてまいります^^

二宮金次郎さまへ

2018.5.10 木曜日 雨のち曇り

二宮金次郎さまへ

 

拝啓

酒匂の水も温かくなり始め、気がつけば春は過ぎ去っていきました。

 

多くの人のために身を粉にして動き回った偉大なるあなた様。

 

わたしが小さな頃から慣れ親しんだ、金次郎さまの存在。

大人になり事業を行うようになってから、改めてその存在を顧みるようになりました。

あなた様の幼少期からのご偉業、心底敬服しております。

 

現代のような便利な環境は皆無であり、平時から食に困るのが当たり前だった昔の日本。

無いところから生み出す(作り上げる)という、大人でもその発想が出ないようなことを具現化していたあなた様。

それはそれは並々ならぬ労苦の連続であったことと、今更ながら想像致します。

もし私が当時に存在していたならば卑屈になり投げ出していたかもしれません。

想像を絶する苦境の中で繰り出す良案に、当時の人々もたいそう希望の光を見いだすことができたのでしょう。

 

二宮金次郎さまの生家が弊社の近所にあるということに、誠に勝手ながら何かご縁のようなものを感じている限りでございます。

無から有へ・・・、不屈の精神にて乗りこえられたその壁に、この上ない強さを感じます。

あなた様を見習い、わたしも何か人のためになれる人生を歩みたい、そう考えるようになり年月が経ちました。

 

私事にて甚だ恐縮ではございますが、わたくしは塗装職人として多くの建造物を彩るために興した仕事、内装・外壁塗装専門店を生業としています。

この素晴らしき仕事を通じ、1人でも多くのお客様と出会い、キレイによみがえったお住まいを前に喜びを共有できることに感謝し、このことだけをこれからもずっと追求していきたく思います。

 

あなた様の偉大なる功績には到底及びませんが、これからも『積小為大』を胸に努力を重ね続けていくことを誓います。

敬具

平成30年5月10日

株式会社眞愛 代表取締役 片山伊祐

木部カウンターの塗装

2018.5.8 火曜日 曇り

今朝のこと。

つい2〜3日前までの暑い日がウソのように涼しい朝となりました。

ドアを開け空を見上げて深呼吸しようとした瞬間、「もう秋か・・・・」と錯覚するほど寒い(笑)

自転車で走りはじめれば、手がかじかむような気候です。

今日はジャンパーが手放せないな・・・。

 

さて、食器や写真立てなどを置くのに便利なものにテーブルやカウンターがあります。

ふだん気になることが無いため考えることは少なさそうですが、最初(施工前)はどのようになっているかご存じですか?

syosai kaunnta-.png

よくあるカウンター

意外と多くのご家庭にも備え付けてあるものです。

これらのもの、元々は『白木』なのです。(こんなことを質問するのは、塗装バカの証拠か・・・)

tosoumae mokubu.png

塗装前はただの木材

ベニヤ・木を貼り合わせたもの・無垢材など色々なものがありますが、素材の殆どが木。

こちらに塗装を重ねていきます。

ダメージ風 ステンクリヤー.png

クリヤー施工後

仕上り───。

部屋の中にある、普通すぎて中身まで気にならないテーブル・カウンターの塗装です。

 

色や風合いなどはさることながら、もっとも大切なのは表面のコーティング性能の強化。

基本的には『ニス』『クリヤー』で仕上げコートすることが本来の目的なのです。

理由は、汚れや水分のしみこみ防止のため。

-うるし-なんかもありますね。

 

今回は外国っぽいイメージで、『ダメージ加工風』ステインクリヤー仕上げを行いました。

昔はよく、家具屋さんにお願いされてタンスやテーブルなどを塗ったものです^^

これは比較的簡単に行える塗装ですので、DIYでやってみても良いですね。

 

外壁塗装・内装塗装全体に言えることですが・・・楽しい。

ひたすらに楽しい。

ペンキがある限り、何でもできる気がして24年が経ちました。

むしろペンキがなければ只の男。

しんあいペイントではなく、只のしんあいか(笑)

 

今年はもっとたくさんのことに挑戦し、スタッフ共々に成長したいと思います。

そして本当の目的【お客様に感謝して頂ける】よう、一日も欠かさず勉強あるのみです。

タイルのイメージチェンジ|ガイナ

2018.5.6 日曜日 晴れ

今日は大型連休の最終日。

皆さんはいかがお過ごしでしたか?

わたくし片山は、塗装漬けの毎日を送らせて頂いており大満足のゴールデンウィークでした^^

 

さて、ものの印象を決める力がある『デザイン』。

いろいろなものにあるそんなデザインですが、皆さんは飽きてしまった場合どうされるでしょうか。

買い換えや交換ができるような品物であればどうにかなりそうですが、家の壁などの場合ですとなかなかそうはいきません。

 

例えば外壁塗装を行う理由の一つにある『イメージチェンジ』ですが、ある程度の希望に沿うことはできます。

ですが、タイルやレンガなどの自然な風合いで元からある雰囲気は変えたくない・・・・でも交換工事をするのもチョット・・・・という場合の対処法として下記のようなものがあります。

tairu sekoumae.png

こちらを明るい印象に変更する

調湿効果のある機能性建材のレンガ調タイル。

こちらの風合いを「明るく変える+機能性はそのままに」という希望を叶える方法、それは『多彩色塗り分け工法』(ボカシバージョン)です。

タイル ガイナ3色分け.png

施工後

  • 古くからありそうな雰囲気
  • 明るくする
  • 調湿機能はそのまま

 

暖色系のレンガ調タイルを明るくする、明るくする、明るくする・・・・・・・。

明るい=白い+古びていそう=ギリシャ。 うん、ギリシャしか無い!ということで父親の友人のギリシャ人の方を思い出しながら描きました。(なんのこっちゃ)

 

ただのペンキで塗替えてしまうと多孔質セラミックのレンガ調タイルの効果が一切消えてしまうため、塗料選びを真剣に考えましたが、あっさり解決。

ガイナの出番です。いや、むしろガイナであれば調湿効果にプラスして、断熱+防音+空気室改善(アレルギーの軽減)+消臭が付随されてきますので使用しないわけにはいきません。

文字通りプラスアルファと言うやつです。

 

店舗や住居の室内のイメージチェンジにはもってこいの塗り分け工法。

しつこいかもしれませんが、断熱・空気室改善効果もプラスされるガイナ。

マットな仕上りを希望される場合には、ぜひともガイナをご使用下さい。

IMG_0577.JPG

上空から見るヨーロッパ・・・

ちなみに・・・・・想像力をかき立てる塗装中のわたしの頭の中には、ギリシャの町並みが広がっていたのはいうまでもありません(笑)

 

画像はギリシャ・・・ではなく、以前通過したラトビアの上空ですが、本当に海外は良いですね。

自分の感性や価値観が変わったのをよ〜く憶えております^^

岩谷直治賞

2018.4.29 日曜日 晴れ

世の中には数ある賞がございます。

人のためになるものから社会のために役立つものまで、じつにたくさんの勲章がありますね。

 

国内では現在、原発の廃止か維持かという議論展開や、オゾン層破壊からなされた地球温暖化などの諸問題に頭を悩ませております。

 

このような大きな事情を抱えている日本で、一つの明かりが見え始めてきました。

断熱セラミック塗料【ガイナ】、という温暖化対策に希望の光をもたらす超機能性塗料の存在です。

 

これは、当サイトでも度々とり上げさせて頂いている大変素晴らしい材料のことで、その効果がとうとう公式に認められたのです。

そして有り難いことに、特級の賞を授与されました。

その賞の名は【岩谷直治賞】。

 

該当の賞は、種々の優良大企業さま等が受賞されているもので、中小企業である日進産業株式会社(ガイナ開発メーカー)の授与は多くの人たちからとても驚かれた受賞となりました。

「異例中の異例」という驚きの声から、「中小企業の誇りだ」という声まで耳にする本件でありますが、なんと言ってもその効果効能の事実がこのような大変素晴らしい結果を生み出しました。

ガイナの使い手(大げさではなく(^^;))を自負するしんあいペイントにとってみても、自分のことのように嬉しいことでございます。

 

外壁や部屋の中の壁に塗布するだけで、熱伝導度の小さい断熱材を『塗膜として』形成することができ、室内の冷房もしくは暖房の効率を上げる省エネルギーに貢献することができるのです。

JAXAとの技術提携をしており、その需要は外国でも増えていくことが予測されております。

 

このようなありがたい塗料を使用することができ、しんあいペイントは果報者です。

岩谷直治賞.jpg

栄えある栄冠の、岩谷直治賞

願わくば、たくさんのお住まいにガイナを塗らせて頂き、世の中の省エネルギーに貢献させて頂ければ幸いでございます。

塗装後7年経過した遮熱塗料の検証|春

2018.4.23 月曜日 晴れ

真夏に降り注ぐ太陽によって、屋根の温度は70℃にも達することがあります。

薄切りのベーコンくらいならば、しっとりとした焼き加減になってしまうほど熱い屋根・・・。

 

多くの方々は、こんな鉄板焼き機のような板の真下に住んでることと思います。

たしかに、太陽熱を利用した超大型の鉄板焼き店を開業するのならまだしも、普通に住む場合には涼しいに越したことはありません。

30年前はこんなに暑かったでしょうか・・・?

 

現在の問題である『地球温暖化』『ヒートアイランド現象』などの影響により、年々温度が上昇しているのを実感すると、本当に、本当にこのままで良いのか!?・・・と、心配に心配を重ねている40歳手前の片山です。(ず〜っとこの問題に頭を悩ませているんです)

 

クーラーが無いとやっていけないほど暑い夏。

まだ4月だというのにクーラー全開の車やお店・・・・・・。

「いまからつけてたんじゃ、今年の夏は越せないよ???」

いらぬお節介を心にしまい、町を颯爽と歩くこと1時間。

 

「そろそろクーラーの効いた店で休むとするか・・・」

と、わたしも忍耐力が足りません(笑)

 

しかし、こんなに冷房を使用していたのでは逆省エネじゃありませんか。

なんとかするには遮熱&断熱塗料で町中を塗り続けるしかない・・・・!などと考えながら、先日も遮熱塗装の年度点検(7年目)に行ってまいりました。

 

チェックしはじめて数秒、納得の遮熱効果です^^

そして瞬時に気がつきました。

 

「まだ4月だから、そこまで熱くない。」

FLIR0034.jpg

未塗装の天窓サッシが39℃・遮熱塗装済み屋根の表面温度が31〜32℃

 

うんうん。確かに。そりゃそうですね(^_^;)

 

真夏のカンカン照りの時の遮熱効果は目を見張るものがある。

今回の点検には、『塗装後5年経過したものは、遮熱効果が落ちる』という都市伝説の裏付け調査も含まれているのです。

結果的に7年経過したものも、遮熱効果がきちんとありました。

まだ春先ですけどね(-_-)

 

また真夏にお邪魔させて頂きます・・・・。

色の違いによる温度差〜白と黒〜

2018.4.21 土曜日 晴れ

IMG_0191.JPG

ずっと、この美しい自然でいてほしい

太陽光による気温上昇。

開発工事などにより森林資源が少なくなって久しい現代では、地球温暖化という巨大な問題に直面しております。

温暖化の原因に、太陽熱が大きなウェイトを占めていますね。

いや、太陽が無ければ安定した暮らしさえ送ることはできませんが・・・(^_^;)

 

こうした中、何かアクションを起こさなければこのまま地球がどうにかなってしまうのではないか???と、危惧ばかりしている不安症の人間はわたしです。

 

少年時代からずっと考えている事の一つに、このようなものがあります。

「太陽光を吸収するのが【黒い色】であれば【白い色】を増やせばいいじゃないか」

 

この理由から、外壁塗装のご依頼を受ける際には、なるべく『真っ黒な色の提案は避ける』ようにしています。

中で暮らす方々にとって、真っ黒で熱を吸収する暑い家に住むよりも、熱を反射するような薄い色に住まわれるほうが良いと思うんです。

 

そのような感覚から白系の外壁、できるだけ淡い色で屋根の塗装工事をオススメしています。(当然、お客様の希望に沿っております)

 

実際に塗っているわたし達からしても、白系の方が熱を蓄えにくい(熱くなりづらい)のは分かりきっていること。

特に真夏では、黒で塗装したものは触ることができないほど熱せられているんです。

 

この違いを数字にすることはできないのか・・・・?お客様にしっかりと伝えることはできないものか・・・?と、考えるようになり長い年月が経過してしまいました。

 

・・・・・ということで、検証してみました。

DSCN0112.JPG

白い物と黒い物

本日の12:30、気温は24.5℃。

画像左側は白系の塗料を塗ったもの・右側が黒く塗装したものになります。

 

まずは白いほうの詳細から。

DSCN0116.JPG

一枚の板に2種類のペンキを塗布

画像左側が断熱塗料で塗装。

右手は遮熱効果のない塗料、つまり『普通のペンキ』を塗ったもの。

(ハンデとして:断熱塗料のほうを温度が高くなるよう少し濃く工夫してます)

 

これらの温度を比べてみると・・・・・・

DSCN0115.JPG
DSCN0114.JPG

表面温度では、3℃の違い

今日の気温ではこのような結果になりました。

 

つづいて黒い方の詳細。

DSCN0104.JPG

一枚に2種類のペンキを塗布

画像左側が遮熱塗料で塗装。

右手は遮熱効果のない塗料、先ほどと同じく『普通のペンキ』を塗ったもの。

(ハンデとして:遮熱塗料のほうを温度が高くなるよう少し濃く工夫してます)

 

これらの温度を比べてみると・・・・・・

DSCN0106.JPG
DSCN0105.JPG

こちらも3℃の違い

同じく25℃前後の環境下だと、このような結果となりました。

これが真夏の直射日光だと、もう少し違ってきます^^

 

・・・・・・そして本題に入ります。

 

同じ場所で・同じ陽の当たり方をするもので、白と黒を塗布してみた温度差は以下のようになりました。

DSCN0114.JPG
DSCN0105.JPG

7℃の差

このように、白=40℃・黒=47℃という結果になりました。

色が違うだけで7℃も差があることから、やはり黒色は避けたいと考えます。

 

ちなみに画像の黒色はスレートブラックという色。

これが完全なる真っ黒であれば、もう1℃くらいは高くなると予想しています。

 

環境のため・熱中症対策としても使用しない方がいい塗料として

  • 真っ黒な塗料

  • 遮熱機能が無いもの

ということが言えるでしょう。

施工中の写真撮影

2018.4.16 月曜日 曇り

長い年月、現場作業に携わらせていただいていると、色々なことに出くわします。

いつか私の失敗談(!?)的なページを作ってみたいほど沢山の出来事に遭遇してまいりました。

今日はそんな中の極々わずかな、人様からすればどうでもいいような話──────。

 

私たちのような工事店(施工業者)の場合、やり終えた仕事の証拠として『作業完了報告書』というものをお客様に差し上げる必要があり、そこには写真(画像)を添える義務もあります。

水切り完了.jpg

例えば上の画像。

床防水を除く、塗装完了後の様子を撮影したものですが外壁がキレイになっているな・・・というのは漠然とわかりますが、その他は何が塗り替えられたのか、いまいちよく分かりません。

 

どこをどのようにして塗装したのか。

そこをお知らせするために『作業完了報告書』としてお伝えするのです。

 

記載内容の例として、はじめに施工前の状態を記録してからスタートします。

水切り施工前.jpg

①水切り板金・施工前

水切り研磨.jpg

②研磨・清掃

水切りサビ止め(色替え).jpg

③サビ止め塗布

水切り中塗り.jpg

④中塗り施工

水切り上塗り.jpg

⑤仕上げ塗装施工

水切り完了.jpg

⑥水切り板金・施工完了

  このように要点をできるだけ分かりやすく記載することによって、「ああ、ここも塗ってくれたのね」と、工事内容の証拠としてお出ししているのです。

(つまり、見積書どおりの作業をした事実をお客様と共有しあうためです)

 

そんな報告書の写真ですが、たびたび失敗写真が撮影されます・・・。

 

 以下ダメな例 

没例9.jpg

内容を編集者に伝えるための『掲示板』が写っていない

GEDC0048.JPG

暗い・・・・何をしたのかわからない

IMG_0689c.jpg

独りよがり。掲示板を見せる気がない??一体、だれに向けて撮影しているのかわからない

GEDC0046m.jpg

心霊写真・・・!?

一箇所における施工写真、5〜10枚の工程を撮らなければいけません。

したがいまして、どれか一つでも撮れていないとまったく意味を成しえない、責任重大な業務『写真撮影』。

ホワイトボードに記入する文字なんかも、下手すると『研磨』という漢字が『研魔』になっているのを編集中発見したときには、ガックリきてしまいます(笑)

 

職人カメラマンには、編集する時の大変さを分かってほしい、今日この頃です(;^ω^)

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