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塗り替え工事で発生する【追加料金】

2018.8.31 金曜日 晴れ

今年の夏を一言で表すとすれば、『酷暑』だといえるほど暑かった2018年の6〜8月。

ただ天気予報を見る限りでは、9月もまだまだ暑いみたいですね・・・。

大雨被害なども頻発し、未だに苦労されている地域の方もいらっしゃいますが、振り返れば本当に今年の災害も酷かったと思います。

そんな8月も今日で最後。

もう少しの辛抱で、過ごしやすい季節がやってまいります。

皆さまもお体ご自愛くださいね。

 

さて、塗装工事に限らず様々なシーンで発生する『追加料金』ですが、一体どういったものが追加となるのでしょうか。

私が言うまでもないのは承知の上で・・・・例えば飲食店の場合、定食セットを注文した後で『ウーロン茶』を追加すれば、これ当然に追加料金ですよね。

車を購入する場合、初めから決まった仕様のものに『オプション』で何かをつけても同じです。

要は、当初から決めていた商品(サービス)に、別のなにかを追加するということが追加料金発生の要因といえますね。

 

これ、塗装工事の場合でも同じことのはずなんです。

ですが、同じはずなのにも関わらず、時々トラブルになることがあるそうなんです。

 

 

 

 

以前あるお施主さまが、塗り替え業者と工事契約をしました。

ここでは仮に一棟100万円としますが、施工期間中は特に問題もなくスムーズに工事完了したそうです。

そのお施主さまが工事代金を支払おうとすると、とつぜん業者側から追加請求をされたそうで、「そんなこと聞いていない」と答えたそうなんですが、業者さんは

・「材料と工賃が余分にかかっている」

・「予定の物よりも塗料の質を上げた」

・「雨で中止になった分の日割り(?!)も含ませてもらう」

と言い、追加料金を請求された。

 

 

 

 

このような話、意外とよくあるみたいですが、聞いた当時は正直なところびっくりしてしまったのを覚えております。

というのもこの話は、数年前にお施主さまから聞いた話なんですが、法律上どうなんでしょうか。

 

わたしは、言った言わないというのが商取引上もっとも良くないことだと考えていますので、その時は「契約書などは交わされたのですか?」と質問したのですが、『交わした』とのこと。

それで、お施主さまが契約書を確認したところ、金額だけしか書いておらず詳細については何一つ記載されていなかったのです。

なるほど、書面での約束事じゃないのをいいことに追加料金で稼いでいたのかと思いました。

 

このような場合ですと、逆に追加料金を払わなくてもいいような気もしますが、そのお施主さまは支払ってしまったそうなんです。

おそらく、今からさかのぼること18年以上前の工事でおきた追加料金のトラブル劇です。

そのお施主さまはその後、弊社に工事依頼をして下さったのですが、見積内容を見るなり凄く驚かれていました。

「詳細まできちんとしてあって、ありがたい」と仰られていたことを思い出します。

 

・・・・といっても弊社の見積書はごく一般的な見積内容でしたが、その方にとっては初めて見る『ふつうの見積書』だったのでしょう。

そんなことも相まって、できる限りお客様へは、

・分かりやすいように

・質問しやすいような

お見積書やご契約書を作成するように心がけております。

 

工事内容といえば弊社だって予定以上の材料・人件費がかかる事もあれば、下地の状況などによりワンランク上の塗料を使用することも多々ありますが、追加したことは一切ありません。

ましてや雨の日・風の日で『事実上の損失』が出た場合も、当然追加カウントするはずもありません(笑)

 

ただ、追加料金の可能性があるとすれば、『見積時では知りうることのできないような欠陥箇所』があった場合、可能性としては否定できないことが考えられます。

しかし万一このような場合でも、発見と同時にお客様へ相談して、合議の上で対処方法を考えるので勝手に請求するようなことはありません。

 

今回なぜ数年前の話をしたのかというと、弊社で施工させていただいた塗り替え工事完成後に、度々お施主さま方から「追加料金はおいくら?」と、気にかけて頂く事があるからです。

弊社のスタンスとしましては、見積書で提示した施工金額がすべてであり、工事に手間取り工賃がかさんだとしても追加することはありません。

お気遣いは本当にうれしいのですが、当然ながら毎回「追加は一切ありません」と答えさせていただいております。

 

業者の気持ちとしては、雨などのごたごたで余分に費用がかかるのは辛いことですが、お客様には一切関係ありませんからね。

このようなことに追加料金を請求するのはいかがなものかと、考えさせられてしまうことがあります。

無題we.png

見積書・診断書例

弊社の外壁塗装の定義の一つに『お客様の幸せな生活のお手伝い』というのがありまして、あくまでも業者側の都合ではダメなんです。

・手間をかけ丈夫な建物に塗り替える。

・キレイなたたずまいに生まれ変わらせる。

塗装工事はハッピーであるべきものですから、最初から最後まで笑顔でいられることが一番大事だと私は思います。

画竜点睛〜最後の塗装仕上げ〜

2018.8.29 水曜日 晴れ

業者目線ではなはだ恐縮ではありますが、外壁塗装という工事は美観、そして防水などの機能性を考慮した工事を、必要に応じて行うことが大切です。

屋根や外壁を仕上げた後、雨樋ーあまといーや各種板金などの付帯部分を仕上げることで、その工事の『フィナーレを迎える段階』に入ります。

屋根の耐候性を高める塗装をし、外壁などのヒビ割れ・すき間などを完璧に埋め、今後の雨漏りを未然に防いだあと上塗りで仕上げる。

そのあとに最後の化粧直しを施工することで作品(塗装工事)の完成となります。

 

私はこの化粧直しの事を『画竜点睛』と、親しみを込めて呼んでいます。

絵に魂を込める=命を吹き込むといいますか最も重要な、最後の仕上げですから気合が入ります。

南足柄 K様邸 ジョリパット 施工前.jpg

外壁アクセントの塗装前のようす

 

メッシュシートで見えずらくなっておりますが、画像中央の朱赤の部分がアクセントカラーとなっており、こちらを最終仕上げ時に全く別の色に替えるのが本日の作業内容です。

下記、塗装後の様子です。

南足柄 K様邸 完成外観.jpg

施工後

完成後にビニール養生・メッシュシートをはがしたものになります。

朱赤の部分が、新しいブルーグリーン系に様変わりしました^^

最後の最後まで思いを込めているせいか、仕上げ終わると全身のちからが抜けていくのが分かります。

まるで空気の抜けた風船みたいに。

 

▼画竜点睛といえば、昔の中国のお話ですね。

物語はというと、お寺に4体の竜を描いた画家が目玉を描かずに仕上げたところ、それを見たギャラリーたちが「目が書いてないよ、書いた方がいいよ!」と、口々に言うため、仕方なくその画家が目を入れたところ、魂が入り天高く昇って行ったというお話です。

 

・・・子供の頃、この話が大好きだったせいか、今でも塗装の最終仕上げに入る度「画竜点睛だ!最後まで気を抜くなよ!」と、行く先々で気合を入れています(笑)

塗り替えをさせて頂くなかで、最高の瞬間であると実感しています(^.^)

いじめ問題

2018.8.27 月曜日 晴れ

※本文には外壁塗装の話はありません

 

【いじめ】

このところ新聞などを中心に話題に上がっています。

ここ最近メディアで目にしますが、おそらく太古の昔からこのような傾向はあったのでしょう。

 

何かをきっかけに、自分よりも劣る部分がある他人に対し行う行為。

もしくは自分よりも弱い立場におとしいれてから、自己中心的な要求を満たす事などをいいますね。

・・・簡単に言えば優越感を得るための行為、犯罪といってもいいと私は思います。

これらは人が生きていくうえで必要な『本能』がそうさせるのでしょうか?

 

誰かより劣る者・変わり者・意に背くものなどへ行う、このイジメですが今に始まったわけではありません。

人間以前の問題、つまり動物である以上、遺伝子を残すための行動ともいわれております。

 

悲しいことに毎年誰かがこれらの行為にて傷つき、そして自らの命まで絶ってしまうという現実・・・。

目にするたび切なくなります。

 

わたしは色々なところで多様な人物と接する機会があり、なかでもイジメからの脱却をした人や、現在も苦しんでいる人と接することもあります。

脱却した人は良いのですが今だ直面している方と話をすると、あることを思い出します。 

 

それは私自身のこと。

個人的な話で恐縮なのですが、自分もいじめられていた過去がありました。

保育園・幼稚園と引っ越しが多く住居を点々としていたため、なかなか安住できる土地に恵まれず行く先々で仲間外れになることが多かったため仲良しの友達ができずらかったのでした。

そんなことも影響してか、小学校にあがると2年か3年の時から本格的にいじめられるようになり、だんだんと学校に行きたくなくなっていきました。

今考えると心無い先生もいましたし、友達?の親からもホースで水をかけられたことなどもありました。

登校すれば無視(当時はこれがキツかった(笑))され続けたり、図工や習字で一生懸命作った作品を何度も壊されたり。と、その他様々な体験をしていたことを思い出します。

(作品壊しが続いたため、壊されてもいい用に『ダミー作品』を作って対策を実施。当時くらいから、念には念を入れるようになっていたんだと、今おもいました(笑))

 

愚痴を言いたいわけではありませんので触りだけに致しますが、本当につらい子供時代を経験したため、いじめ問題を耳にすると他人事とは思えません。

ですから真剣に話を聞くこともできますし、解決方法を一緒になって探したりするようにもなりました。

話の中で度々、「親に相談できない」とか「いじめが終わるその日までがんばる」などと聞いたりしますが、本人は本人なりに無理してこらえているんですよね。

 

でも・・・無理しないでほしいと思います。

無理していると物事全てがイヤに思えてくるから。

心の弱さとか、何かしらの容姿の違いとか、暗いとかウザいとか・・・、いじめる側は何かを根拠にイジメてくるのであって、いじめられる側は自分でも何かしら理由を容認しているからそうされる。

いま勇気がないなら、今は一度引けばいい。

でも、いつか本気で解決しようと思ったら、その時は勇気を出してアクションを起こせばいい・・・・と、勝手な持論ですが、わたしはこのように考えています。

 

そして、どんなに威張っている人間も一人の時や、劣勢になるとイモ引いてくるのが人間のサガ。

逆に本当にいい人間って群れないし、他人に対し優越感よりも和を大切にしますよね。

争わないというか、敵でなければ皆で協力していこうと思っている、と感じます。

今がつらいのは重々わかります・・・でもいつか解決するはずですから絶対に踏ん張ってほしい、いじめが過去のものになると、大半は笑い話となりますから。

 

また、社会的ないじめや職場での同行為もときどき耳にすることがあります。

私からすると、まだそんなことやってんの?!と、あきれ返って物も申せませんが、被害者側の立場になって考えるとやはり切なさがこみ上げてきます。

大人になると体裁やら何やらで、なかなか本気でぶつかって行くことができ難いのも事実。

繰り返しますが、今に始まったことではなく、現に継続して自殺者まで出す『いじめ問題』。

国や行政がこれら全てを取り締まるのには、さすがに無理があると思います。

一人ひとり・仲間内・地域等が手助けできる環境にすることができれば、傷ついて立ち上がることができなくなる人を少しでも減らせることができるのかもしれません。

 

政治家でも教育者でもない私が言うのもおかしいですが、個々がそれなりにアンテナ張って生活をしていれば余計な涙を食い止めることができ得ると感じてやみません。

 

余談ですが、わたしの場合は中学校に入ってすぐ、自分自身の手でいじめ問題を解決したことにより大事には至りませんでしたが、小学時代は親に相談することもせず、よく耐えたなぁ・・と、考えています。

その頃はあまり気にしないようにしていたこと、そして物事を解決するために努力し続けた事が効を奏したのでしょう。

このブログを読んでいる方に、今もいじめられている・・・という方はいないとは思いますが、もしおられましたらいつでもメールください。

何かの力になれれば幸いです。taisetsu@nurishin.com(片山)

 

以上、いじめについて思う事を書きました。

屋根塗装完成後の雨弾き

2018.8.23 木曜日 雨

台風の影響からか、本日は荒れた天気となっております。

大雨・強風の激しい西日本地域では屋根瓦が飛ぶほどの被害が出ている模様。

度重なる災害となり心が痛みます。

 

関東でもやや強くなり始めた風速を考慮し強風対策として、いつも通り【メッシュシート絞り(解放)】を行ってきました。

 

メッシュをたたむため屋根に上ってみると、遮熱塗装を終えた屋根の表面へ雨粒が打付けられていました。

 

そんな何気ない風景を、動画で撮影してみました。

強靭な塗膜に降り注ぐ雨のしずくは、まるで流れ星のよう。

ツ〜〜っと下降するその様子に、つい見とれてしまいました(笑)

 

YOUTUBEにつながりがります。音が流れますので、音量にご注意ください。

雨弾きのようす

携帯・スマホの方、もしくは動画が見れない場合はこちらからどうぞ

 

動画をパッと見ただけでは現場の感じが伝わるかは分かりませんが、実際に見てみますと本当にきれいな雨雫でした^^

もっとも、「綺麗になれ、丈夫な塗膜にな〜れ」と願いを込めて塗っていたから、なおさらそう感じるのでしょうかね。

 

シート絞りで全身ずぶ濡れになったものの、このようなシーンに出くわすことができましたので、なんだか得をしたような一日でした。

明日も一日中天気が悪いみたいですから、皆さまも十分にお気を付けください。

ペンキ屋の掟

2018.8.20 月曜日 曇り

各業種の中にも必ずあると言える「掟‐おきて‐」。

掟といっても殺伐としたイメージのようなものとは違う、云わばお約束事のこと。

商いでいうところの、『お客様と業者との間にある取り極め』というと伝わりやすいかもしれません。

これは、塗装業においても同じことが言えます。

 

【ペンキ屋の掟】〜しんあいペイント〜

①お客様の大切な住居を、もてる技術により修復・美化すること

②お客様の悩みを、限りなくゼロに近づけるよう尽力すること

③個人情報などにおいて、徹底した管理をすること(他所でお客様の話をしないことも含む)

契約内容を裏切らないこと

 

上記をまとめると、それはお客様への忠義心とも言えます。

なぜなら、お客様が弊社を信頼してご依頼くださることで工事契約〜施工となる。

すなわちお金と時間を使ってくれるのがお客様、ほかの誰でもありません。

そのお客様に対して労をもってお礼をするのが仕事を頂いたことへの恩返しです。

 

疑似的にいえば、お客様=社長。

お給料を頂くそれとなんら違いはございません。

お給料を頂く会社に対し、身体と時間を懸けるのが人として生まれた大きな役割。

大人としての責務ですね。

 

わたしは塗装業者であり、この仕事に、真剣に打ち込んでいます。

その中で、お客様の大切なお金をお預かりしながら、日々の現場を納めさせて頂いております。

 

お客様がいるからこそ成り立つ商売・・・。

この関係性をキープするために大切な事は、やはり忠義心です。

古くさいと思われたっていい。

大げさに思われたって、それも良し。

 

たかが外壁塗装、されども外壁塗装なり。

ご依頼くださったお客様に対し、精一杯の恩返しは『全くもって綺麗によみがえらせること』です。

「恩あるお客様のために」と責務を全うしながらも、お客様が喜んでくださること。

これこそがこの生業、最大の大義であります。

そして、この大義を遂行するために不可欠な要素が、ペンキ屋の掟だともいえるでしょう。

終戦記念日に、これからの人財について考える

2018.8.15 水曜日 晴れ一時あめ

今日は73回目の終戦記念日。

色々なことに思いをはせる、感慨深い一日でもあります。

日本という、この安定した社会でいられるのも、たくさんの想いの上にあるということを、いつでも忘れません。

 

さて、本日も幾多の事象について考えを働かせておりました。

 

※以下はわたしの持論です。決して同意を求めているものでも誰を批判しているものでもありません。

 

お気を悪くしそうであれば読み飛ばしてください。

 

【人財育成】

メディアなどでは、IT企業の若手社長・ベンチャー企業の何億円プレーヤーだか、たびたび目にすることがあります。

いわゆる「あっという間に大金を稼ぐことのできるやり手起業家」でしょうか。

実際のところどうでしょう。

 

これからの日本を担う若者のほとんどが、皆が皆、超やり手ベンチャー企業の社長になってみたとすれば、おそらく世の中の仕組みが変わってくると思います。

全員が全員社長だとすると、働く人=世の中の流れを作り続ける人、つまり社員さんをはじめアルバイトさんパートさんなどがいなくなってしまいます。

わたしは働く人こそが『社会の血液』だと考えています。

 

額に汗してお金を稼ぐということは、事実上いちばん大事な部分だと思うのです。

それを、世の中の風潮というか一種の流行的なものというか、ベンチャー云々に関わらず、簡単にお金を稼ぐことこそが善であるかのような流れとなっているような気がします。

これではこれから社会に出る人が、「まじめに一生懸命がんばる気概」・「スキルアップしていこう」・「いっぱしの大人になってやろう」という気が失せてしまうような感じにも思えます。

いや、むしろ辛い仕事はやらないほうが良いという気持ちになるかもしれません。

 

実際に働くことは大変です。

働くことは辛いこと。

ですがその対照として、生きることは逞しいことだとも言えます。

そして志を大きく持つこと。

世のため人の為、愛する者のためにと、たとえ微力であっても努力する事こそが尊いことだと思います。

 

これから大人になる人、つまりこれからの人財について考えるならば、今以上に社会が一丸となって若い人への期待感・抱擁力で、未来を皆で作り上げていくことが肝要かと。

例えば間違ったことをしていれば教え、過ちを犯そうとしていれば諭す。

例えば良いことをすれば称える、敬い合う。

全員で良い方向へ向かうことが大事だと思います。

大昔からの「和を以て貴しとなす」ですかね。

 

わたしなりの持論で大変恐縮なのですが、日本の良さは勤勉さをはじめ相手を敬うということの心の優しさ・強さが根底にあると思うのです。

本当にすばらしい事。

この精神をもってすれば、みんなで知恵を出し合い今以上に素敵な社会になるのではないでしょうか。

 

話がそれました。

人財という文字は人=財と書きますね。

人が財を産み出す。

でもこれって、社会や企業の一歯車ではないんですよね。

一人一人が主役であり、脇役でもある。

主役だけにスポットが当たっているのでは、だれも頑張る気が起きなくて当然です。

これは私が、若い頃から思い続けていること。

 

職人として世の中に出たい、人様や親兄弟に認めてもらいたい。

「現場じゃ脇役だけど、おれの人生では自分が主役だー」って^^

10代の頃からこんな風にずっと考えていたので、いまの若い人と話をすると共感することが多いです。

 

お金優先と変わってきた今日では利益の追求ばかりに気を取られ、本質からかけ離れること久しい。

そんな価値観に染まってほしくありませんし自分に一番向いている仕事を探し出し、それを生業としてほしい、そう思います。

 

未だ自分自身に対してもそうなんですが、努力の上に必ず次なるステップがあると信じています。

 

また、お客様から頂いたお金が、それぞれのお給料になっていることも忘れてはいけない部分です。

苦労して得たお金(お給料)だからこそ、大切に大切に使うことができるのではないでしょうか?

必死になって仕事をし、努力をするからこそ人様から喜んでいただける・・・。

わたしは努力の対価が本当のお金の価値だと考えます。

今後活躍する若い世代の、少しでも多くの方がこんな風に思って下されば、私はいつ死んでも構いません。

 

しかしながら・・・・電光石火のごとく大金を稼ぎだすという凄さ。

できることなら私もそんな仕事ができたらなぁ、なんて一瞬頭をよぎりますが・・・いや、わたしの性格では無理か(笑)

真夏の屋根温度|金属屋根の場合

2018.8.14 火曜日 晴れ

昨日の午後から降り出した雨は、夜中まで小出しに降っておりましたので、本日の現場作業はお休みとなりました。

天気が急変するときは決まって風が強くなりますので、念のため現場シートを部分的に絞ってきたので、ひとまずは安心。

真夏の外壁塗装あるある情報です^^

 

さて、わたしの仕事でもあり趣味ともいえる『塗装前後の温度差計測』、昨日も測ってまいりました。

 

遮熱塗装 施工前の温度 8月13日.jpg

屋根塗装実施前の温度

 

きのうの事前測定では『約71℃』。

あと少しで目玉焼きが作れますね。

今回は金属系屋根材での測定となりますが、それにしても熱い・・・。

屋根表層の高温さが、ダイレクトに足の裏へ伝わってきます。

しかし、これでこそやり甲斐あり(^^)/

もしも、たったの1℃も温度差に違いがなければ、遮熱塗装、いや私自身の存在意義がなくなる覚悟で挑んでいます。

 

昨日は塗装前でしたので施工前の温度測定のみの実施となります。

塗装後の温度差データは近日中に記載したいと思います(^^)

身に染みる

2018.8.11 土曜日 晴れ

昨日足場着工した物件の、水洗いをおこなってきました。

お盆時期の施工となり、お施主様をはじめご近隣の皆さまにはご迷惑をおかけしており、大変恐れ入ります。

 

本日の水洗い作業も、いつも通り余裕を見て2名/2台の洗浄機を使って施工するつもりでしたが、今日からお盆休暇。

気が付けば、スタッフは短いながらも夏休みです。

「ということは・・・・・??・・しまった!!一人作業じゃないか!!」

機械を段取りして、車に積んで、現地で降ろして、メッシュシートを2重にして、屋根から洗って・・・・・。

どう考えても一人作業では夕方までかかってしまう(◎_◎;)

 

しかも連休初日の今日、高圧洗浄のエンジンかけ続けてしまうと、周辺の方々への迷惑になってしまうため、どうするべきかと考えておりましたところ・・・・入りました。

やる気スイッチです☆

 

現場に到着と同時に飛散防止シートを2重に張りめぐらせ、腰痛もちであることすら忘れ気合で段取り〜洗浄工事まで無事完了。

自分で言うのもおかしいかもしれませんが、鬼神のごとく動き続けておりました(笑)

 

終了時刻は夕方になってしまいましたが、一服昼飯休憩なしでなんとかいけたんです。

ギリギリセーフ、危なかったな。

洗浄自体が終了し片付け始めようとしていたそんな折、お客様から頂いたお差し入れが非常にうれしかった。

DSCN0155.JPG

ありがとうございました^^

 

1日中雨がっぱを着て動き回っていたせいか、手足はしびれフラフラ状態だった私は、お客様のご厚意にあやかって飲むアイスを頂きました。

夕方までノンストップでしたから、甘いアイスが口に入ってきた瞬間、シャキッと目が覚めたのが印象的でした・・・。

おいしい(涙)

 

お差し入れとお客様のやさしさが身に染みた、そんな1日でした(^.^)

お盆休み2018

2018.8.10 金曜日 晴れ

一般的には明日から4〜5日ほどお盆休暇に入りますね^^

大人のわたしですら連休時期になるとワクワクするものです。

 

今日の高速道路は、すでに大渋滞となっておりますので、皆さまも気をつけてお出かけください。

 

そういえば私も小学生時代、夏休みになるのが楽しみで仕方なく、指折り数えていたのを思い出します。

当時の思い出と言えば、虫取り・海水浴・夜の花火に絵日記作成。

どれをやっても夢中で取り組むため、気が付けば二学期が始まってしまう。

自分の過去を振り返るとすれば、ゆっくり休暇を取るという選択肢はなかったと思います(笑)

 

塗装屋になってからもそんな傾向が強く、気づいたら夕方、気づいたら夜だったりしています。

好きな事には没頭してしまうんでしょうかね。

 

とてもありがたいことに、このお盆期間もわたしはペンキ仕事をして過ごさせて頂きます。

今回のご依頼では、カラーアクセントを大きく変える塗り替え工事と、もう一つは室内の塗り替え工事。

はやく塗りたくて、ウズウズして仕方がない^^

 

皆さまはどのような夏休みをお過ごしになるのでしょうか。

何はともあれ、有意義な休暇をお過ごしくださいね。

外壁塗装最大の宿敵|台風

2018.8.9 木曜日 晴れ

 

【台風去りて台風来る】

ここ最近の天気予報の印象です。

「非常に強い勢力を持った・・・・」「東から西へと進路を変え・・・」

台風が多く発生してはいるものの、ありがたいことに猛烈な被害を受けることなくいられている南関東。

西日本の大雨・土砂災害などを見聞きしておりますと、胸が痛んでなりません。

 

今夏、これだけ暑いのにもかかわらず、なぜか夕立もほとんどなく不思議な気候になっている今年の天気。

この先心配になる今日この頃です。

 

さて、外仕事を行っていると非常に困るのが台風などの荒天です。

こと外壁塗装におきましても避けては通れないのがこれ。

単なる雨でも作業中止にすることが多いというのに、強風が吹き荒れてしまってはもはやお手上げ状態。

現場足場を覆っているメッシュシートも破れることだってあります。

最悪の場合、足場が崩れてしまう事も。

 

そうなることを阻止するためには、様々な対処をすることになるため、作業自体も先へ進みません。

弊社もこのような事に対策し続けているため、毎度困っております。

天気予報がすべてであるため、台風予報が外れてしまうと日程にズレが生じることもしばしば。

 

また、雨が降っていなくても強風が残っている場合、作業内容によっては休工せざるを得ないことだってあります。

最大にして最強の宿敵です(+_+)

 

塗装屋あるある情報として、昔から言われているそうなのですが、

『吹付けするとき屋根塗る時、狙っているかのように風が吹く』・・・。

これにはわたしも大共感しております。

 

塗料の飛散リスクがゼロ%ではないときに限って、風が良く吹く。

これでもかと言わんばかりに強く吹くんです。

ペンキ塗ったら近所のほうに飛び散りそうな勢いで。

屋根の上にいる時なんかだと「このまま遠くまで飛んで行ってみようかな・・」なんて思うくらいの頻度で吹いてきます(笑)

 

以上の事から、弊社では強風時の施工は避けるようになりました。(塗料を扱う場合のみ)

一回のミスで、お施主様にもご近所さまにも迷惑かけてしまっては元も子もありませんから。

気づきにくい雨漏り|基礎の亀裂

2018.8.8 水曜日 曇り

 

住宅の天敵『雨漏り』

家の中、特に天井や壁からの雨シミには誰でも気が付きやすいもの。

「あ、壁紙が茶色っぽくシミになってる!」といった具合で、雨漏り痕を発見し、業者を呼んだりするのではないでしょうか。

 

しかし、誰にも気づかれないような漏水ポイントというのがあるんです。

ひび割れ モルタル造 壁面.png

誰が見てもわかる外壁のクラック

 

まず、上記画像ですが外壁の一部がこのような状態になっていれば、危なそうなのは一目瞭然ですし、器用な人であればご自分でメンテナンスするとも思います。

ただこれ、危険なようで案外危険ではないヒビ割れだったりするんです。

 

当然ながらヒビ割れなんか無い方が良いに決まっているのですが、DIYでこのような目立つ亀裂を直した場合、安心してしまって細かい劣化箇所を探す気が薄れてしまうんですよね。

ほかのヒビ割れが目に入ってこない。

こうなってきますとプロに任せた方が良いとも感じます。

 

では、どのような部分が危険なクラックなのか。

下に記してみます。

確認が難しい漏水ポイント 基礎の場合.png

カベと基礎の間に深いすき間が・・・・

 

こちらの画像には、基礎上に建つ外壁の付け根部分に大きく口が開いているのが分かります。

これはまさに、『危険なクラック』と言えます。

理由は簡単です。

建物を支える骨組み等が、長い年月をかけて基礎から流れる水分をまともに吸収してしまい、腐ったりサビたりしてしまうからです。

要するに流れてはいけない場所へ水が誘導されているということ。

 

しかも基礎より低い位置に部屋がある事なんて滅多にありませんから、例えジャンジャン水が入っていたとしても目立たない。

ということは、住んでる人が目で漏水を確認できないからこそ危険なんです。

 

このような症状を発見したときに、まっ先に行う対処方法は【上部から降りてくる雨水を遮断する事】。

つまり、『塞ぐ』または『水の流れを変える』という事が優先事項となります。

 

基礎は地面に近い場所にあることから、水の影響を受けやすい非常にデリケートな部分だといえるでしょう。

絶対に地震が起きない地域であれば、それほど気にしなくてもいいかもしれません。

でも、そうもいかないのが現実ですから早めに手を打った方が良いと感じます。

意外とシロアリなんかも寄ってきやすくなりますし。

 

ちなみに、ただの塗り替え工事では雨漏りを止めることは不可能です

しっかりと止水処理を施工後、はじめて塗装コーティングが効果を最大限に発揮してくれるのです。

塗装人生に、悔いはなし(若かりし頃の思い出)

2018.8.6 月曜日 晴れ

 

中学二年の夏休みを境に、実に様々な体験をすることになります。

わたし自身の思い出話で恐縮なのですが、塗装に携わるようになったのも、この頃からです。

私の生業である塗装業。

今から24〜25年前の話です。

 

当時はアルバイトとして先輩の知り合いのところへ入ったのですが、塗ってみるとこれが面白い。

「この枠(ドア枠)をさ、真っ直ぐキレイに塗ってみろ」

そんな風に言われ、おもむろに持ったハケにペンキを浸し、やってみたところ意外ときれいにできたものですから、先輩なんかがビックリしていたことを思い出します。

 

「「ペンキなんて簡単だ」」

・・・・その時はこんな風に感じてしまったんですね。

若いって怖いですね(笑)

 

その後いろいろな現場で塗りに塗り続け、気が付いたら16歳ぐらいになっておりました。

ある程度、身体が仕事を憶え、塗ることに関して言えばイッパシの職人さんなんかと遜色なく仕事をしていたのですが、あの頃は全く塗装の知識がなく、ただひたすらに、塗ることだけに誇りを持っていました。(ムダに)

 

そんなある日のこと。

「おまえ、今日からパテやれ」

 

パテとは、おもに新築現場で使用されているもの。

ほとんどの場合は新築内装工事でしか使用しません。

 

パテの図 .png

ボードとボードなどをつなぎ合わせるための粘質な材料

 

当時の私は、パテ職人といえば塗装現場の花形みたいなものでしたから雲上人のように感じていました。

花形と言っても大げさではなく、実際にパテの良し悪し・上手い下手がそのまま壁面として残ってしまいます。

 

そんなパテをやれというのですから、天にも昇る気で挑んだのです。

 

やっていくうちに現場監督さんなどから「兄ちゃん、若いのに上手いね〜」と言われたりするものですから、もう嬉しくて嬉しくて(笑)

そんなこんなでパテ仕事も覚えたりして、着々と青年になっていったのでありました。

 

吹付け専門店でも修行していた頃もありました。

こうして綴っておりますと、いろいろな経験をしてきたなぁ・・・と、回想してしまいます。

その後も有名な建物をはじめ、超過酷な現場・さまざまな人物との出会いなどを経て、独立し今に至っております。

 

わたしは人生の半分以上を塗装に懸けてきました。

これからもずっとです。

塗装道25年目の今年だからこそ、次なるステージを目指したいと思います。

よくあるご質問

2018.8.4 土曜日 晴れ

 

外壁塗装時、現場で作業をしていると質問を投げかけてくれる方とお話しする機会があります。

口下手なわたしですが実は話し好きな性格なので、色々なお話をさせて頂きます。

そんな中で一番多く聞かれることに『工事期間』についてご質問される方が多く、私はこの質問において都度都度、力説し始めるみたいです・・・。

 

弊社の施工スタンスとしましては、

・見積内容以外にも、見えずらい劣化箇所がないかの探索

・塗料などの乾燥時間と硬化時間の順守

・シーリングの指触時間ではなく完全硬化時間の徹底

・再プライマーの推奨、実行

・美観をよくするための線出し、艶出し 等

これらを守って施工するため、一般的な塗り替え工事のイメージよりも長い施工期間と感じる方が多いようです。

 

砕いた言い方をするならば「時間をかけてすごく丁寧にやっているけど、ササっと終わらせた方が楽なのではないか?」的な心配をされることが多々あります。

そうです、実際には手離れ良く「はい次の現場!」と淡々と施工した方が良いのかもしれません。

いや、むしろその方がお施主様も早く工事ストレスから解放されると思います。

・・・これは建て前ですが。

 

本音は、丁寧にやった方が良いに決まっていますし、逆に手間をかけない工事を行うことはできません。

後々の塗膜トラブルなどでもう一度足場を立てやり直しをする方が余計にストレスになると思いますから──

 

このような会話から、意外と多くの方々に塗装工事の本質を理解していただくことが増えてきました。

お施主様をはじめ、ご近所様もご理解下さる・・・・本望です(泣)

 

決して早い工事が悪いと言っているのではなく、手をかけることが弊社の、そして私自身の信念なのです。

1週間で完工する工事だっていい。

3日で終わらせる塗装業者がいたっていい。

全てを決めるのはお施主様ですから、なんの意見もございません。

 

激安な施工価格ならば早くて当たり前。

高ければ高いほど手間をかけるのが当然です。

『品質に見合った工事代金』ということかもしれませんね。

 

以上のことから、工事期間=品質という方程式があるというのを実感しながらハケを握って作業しております^^

高品質な工事を行えばおのずと良い結果につながる。

そしてありがたいことに、わたしが自分で見積り〜提案〜施工まで一貫してやらせていただいているので、予想していた時間より手間取ってしまっても、上司に怒られる心配がありません(笑)

手間取ってしまったとしても、丁寧にやらなきゃいけないのが本来の外壁塗装だと思っています。

もちろん遅いのが良いわけではありませんので、遅れる理由や内容など、お施主様の了解はいただきますが。

 

以上、一言では言い表すことができないような、【よくあるご質問】でした(^^)            

塗装工事と営業マン

2018.8.3 金曜日 晴れ

 

お客様が、塗替え工事をしようかどうかと考えるとき、大まかに二通りのキッカケがあると考えます。

一つはご自宅の傷みや劣化などに気がつき、自ら業者探しをされる場合。

そして二つ目はと言うと、誰かに指摘または提案される場合です。

 

この『誰かに提案・・・』というのは、そのほとんどがリフォーム業者の営業さんだったりします。

まさかご近所さんが「お宅の外壁、経年劣化してるわよ」と言ってくるとも思えないですよね。

 

このような業者さん、これがまた知識がある人もいて、劣化している(もしくは劣化の恐れがある)様子をズバリ指摘してくれるんです。

「このままだと雨漏りする」「次の地震で家が倒れますよ」などと言いながら塗装工事を勧めてくる。

でも、言われたお客様の方からしてみれば良い気分ではなく、むしろ悶々とした気持ちになるそうです。

 

そこでお客様が即決(契約)をしなかった場合、色々と調べたりする。

インターネットで調べたり、お客様センターに電話する人もいれば知り合いの塗装業者や工務店に確認してもらったり。

弊社に頂く見積もり依頼の中にも、意外と多くこのような理由のお客様もいらっしゃいます。

 

そんな中、わたしは思います。

訪問販売の営業さんが指摘する中には、時々的を射てる指摘があるなぁ・・・と。

 

以前こんなことがありました。

営業さんから「外壁が腐っているから早く塗替えないと大変なことになる」といわれたお客様があわてて弊社に現地調査+見積もりのご依頼をくださった時のことです。

 

その外壁部分を触ってみると腐ってはいませんでしたが、なるほど確かに傷んではいる。

原因はサイディングボードのすき間を埋めているはずのシーリング材が断裂していました。

それがまた見えにくい色のシール材でして、接近してみないとハッキリとは分からないような破断箇所。

例として、シーリングとは下記画像の赤丸で囲んであるようなものを言います。

 

シーリングとは(既存シール).jpg

本文と画像は、全く関係ありません

関連記事:【サイディングを雨から守ってくれるもの|シーリング

 

そのお客様は、「営業マンに言われなかったら、塗装工事をしようという発想がなかった」と仰られていました。

もしそこでその営業さんが指摘をしていなければ長い間、雨のたびサイディングに水が入り続け、もしかしたら雨漏りの原因になっていたんじゃないかな・・・と、わたしは感じました。

 

一昔前までの訪問販売は、たしかに悪徳営業を行っていたところもあるかもしれませんが、現在では一概に良い・悪いの判断はしないほうが良いような気がします。

さすがにもう、無知識の素人営業マン・押せ押せ営業マンはいないと思いますから。

何らかの対処が必要なサイン〜危険な柱〜

2018.8.2 木曜日 晴れ

 

柱というのは建物を支えるとても重要なところ。

これが老朽化してきますと、地震などの大きな揺れがあった場合に倒壊の原因となる事があります。

 

今日、偶然立ち寄った場所にあった柱ですが、柱と地面との間、下の方がサビていました。

61老朽化した柱 .png

塗膜が剥がれ、中からサビが露出している

表面に吹付けられた厚い塗膜はハガレ落ち、だいぶ老朽化していて良い状態とはいえません。

画像からでもわかるほどサビているのが分かります。

 

この柱、この先もずっとこのままなのでしょうか?

このような状態を放置することは危険なので溶接なり塗装なり、なんらかの処置をおススメしたい、そんな一例のご紹介でした。

 

塗り替え訪問営業ができない根性なしのわたしは、当ブログでこうやってコソコソと日常をつづったりして、気を晴らしたりするのでした(笑)

なぜ漏水するのか?身近なものでの実験

2018.8.1 水曜日 晴れ

 

【毛細管現象】

日常生活で、ふだんから何気なく目にする光景。

洗い流した皿を重ねた時に残った水分が、「皿同士をピタ―っとくっつけているなぁ」とか、「テーブルに置いたグラスが勝手に動いた!」とか。

このような事、目にしたことはありませんか?

実はこれらは毛細管現象(以下、毛管現象)によるもの。

 

この現象、こと塗装工事をはじめとした防水に関わる作業では重要視せねばならない出来事なのです。

例えば下の画像をご覧ください。

毛管現象 1.jpg

実験前のしょうゆ

 

例として、皿にしょうゆを垂らします。

これは何かといいますと、タイトルにもある通り『なぜ漏水するのか?───』ということを、身近なところで体感してもらうための実験です。

この現象は、屋根・外壁などのいろいろな部分で起きている現象で、漏水の原因として悪名高い事象でもあります。

 

実験名:【ご家庭で出来る毛管現象の確認】

被験者:お箸

毛管現象 2.jpg

一本箸での毛管

 

片方の箸だけでは毛管現象の要因とはなりませんので、この場合先端のみへの付着となりました。

次は、2本箸。

毛管現象 3 幅広.jpg

箸のすき間を2〜3ミリに保ちながら、しょうゆに接触してみると上の方に吸い上げられていくのが分かります。

ですが、その遡上も幅3〜4ミリポイントで停止しました。

 

続いて幅を密着させた箸をつけてみます。

毛管現象 3 水位上昇.jpg

上昇水位が大きくなる

先ほどの水位よりも上の方へ向かっているのが確認できますね。

原因は表面張力によるもので、箸(本来なら管)の幅が狭ければ狭いほど奥へ奥へと吸い上げられやすいと言えます。

この他、冷やし中華やソバなどの麺類へのつけ汁吸収などにも同じことが考えられ、いたる所にその現象が起きているのです。

箸=屋根として仮定しますと、すき間が開いていない屋根ほど雨漏りリスクが高くなると言えます。

 

屋根塗装の際の、

縁切り

タスペーサー挿入

外壁塗装時の、

ひび割れへの止水処理

水切り部分へ吸水対策

などを施工する最大の意義は、この毛管現象を阻止するまたは排水を促すことだと断言できるのです。

関連記事 ・屋根塗装と遮熱塗装

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