押し売り業者にダマされないために
2017.6.29 木曜日 曇り
ここ最近、梅雨らしい天気が続いています。
洗濯物がパリっと乾かなくて、なんだかやり切れない季節ですね・・・。
服を着ていると、時々変なにおいがしてきます。
そう、それは生乾きのにおい・・・、洗濯機に逆戻りです( ;∀;)
さて、塗装業界では当該季節というのはあまり忙しくない時期でありまして、雨が降れば外壁塗装を行うことができず職人さんたちはお休みになってしまうこともあります。
それとは逆にパチンコ店が繁盛する、という話も聞きますが・・・( 一一)
このような時ですと、営業活動に力を入れ始める会社が増加します。
いわゆる「訪問販売」という集客方法ですね。
10年以上前からニュースや新聞などで「悪徳〇〇・訪問販売・・・」と、たびたび取り上げられるのでご存知の方もいるかもしれません。
(私はインターホンを鳴らすこと自体苦手なのでやったことはありませんが、実際に目撃したこともあります)
この「訪問販売」自体には、なんの違法性があるわけでもなく、商売のあり方として成立していると思います。
しかし、この商法が悪徳と言われている背景には、訴訟問題や脅迫事件などが存在していたのです。
どのくらいの割合で悪徳業者がいるのかはわかりませんが、特定商取引の法改正が行われたきっかけであったことは間違いない事実であります。
話を戻しますが、この時期になると仕事を受注するために、ちょっとでも強引な営業マンが家々に訪問することが多いようです。
そのような押し売り営業から身を護るためのコツをご紹介いたします。
1・興味がなければドアを開けない
2・訪問者が営業内容(該当工事)の知識があるかどうかを確認する
3・見積書をもらってから「契約をするかどうかの判断」をする
4・初訪問時で絶対に印鑑捺印やサインをしないこと
上記のことをしっかり意識していれば、押し売りされても即契約、ということにはなりません。
3・訪問者が営業内容・・・の項目ですが、実際に顔を合わせて工事の提案などをされた場合、いくつか確認できることがあります。
①どんな工事をするのか ②なぜそのような工事を提案してきたのか ③提示価格の根拠は何か ④違うグレードの塗料・施工方法をその場で提示してもらう ⑤そもそも見積りや診断をするのに必要な資格等があるのか |
なにか少しでも引っかかる点があれば、名刺の住所がグーグルマップ(グーグル様より引用)にあるかチェックをすることも一つの手かもしれません。
ちなみに・・・・
クーリングオフ制度があることを業者側が(消費者に)提示しなければいけないという法律もございますので、そちらの点もご確認ください。
私には訪問販売のように、どんどん新規開拓するような気はなく、むしろ経営者として見習うべき姿であるような気もします。(訪問してまで受注しようとする熱意の部分)
しかし、度を越した押し売り・お客様を騙すような行為だけはやめてもらいたいと、切に願います。