施工不良のスレート屋根には雨漏り防止対策が必須|神奈川県小田原市
神奈川県小田原市 J様邸 屋根・外壁塗装 クリーニング 等
税込工事価格帯:140〜150万円 |

施工前
ご依頼のきっかけ ホームページ 主なお悩み 経年劣化 当初の劣化度 1・2・3・4・5 |

施工後
使用材料 屋根・パラサーモシリコン/外壁・水系ファインコートシリコン遮熱/鉄部等・フッソUVコート溶剤
施工前の状態は、ひび割れ箇所が多くみられ補修・再発防止策に力を入れる予定であった当物件。
足場を組んでみますと意外にも別の場所の状態が著しく悪く、急遽施工内容の変更をして工事に挑みました。
外壁においてはヒビ割れ再発を防ぐため、下地処理〜使用材料に重点をおき施工。
経年劣化が進行していた付帯部分に関しては、紫外線劣化しづらい塗料・施工方法にて施工致しましたので、耐候性においては特に高いものとなっております。
今回で二回目の塗替え工事となるスレート屋根ですが、以前の業者さんは縁切り施工を行っておらず施工の最中、内部への水の浸入を確認。
総縁切り+総タスペーサー挿入という、大幅な工事内容の変更となりました。
日当たり抜群の立地条件につき、本工事での使用材料も屋根・外壁ともに『遮熱塗料』を選択しています。
以下、工程写真の一部を掲載します。


▲高圧洗浄



▲各所既存シリコン 旧塗膜除去・専用プライマー塗布

▲屋根板金等 シーリング風景

▲屋根 塗装風景


▲屋根下塗り後、スレートへの縁切り作業と潜伏雨水の排水風景(全ブロック実施)

▲各所亀裂部分 防水・肌合せ・補修風景

▲外壁 塗装風景

▲雨戸 吹付け

▲ 天井 塗装風景

▲出窓天板 亀裂シーリング

▲出窓 塗装完了

▲屋根 施工前

▲屋根 完了

▲外壁 施工前

▲外壁 完了
遮熱塗装の検証
未塗装部分の温度【62℃】 | 塗装済み部分の温度【50℃】 |


スレート屋根(特にアーバニー・ランバートなど)の内部には、絶対に水分を溜め込まなくすることが重要です。
本工事では、縁切りの際既存塗膜の内側から相当量の水分が確認できました。
構造上雨水が浸入しやすいという特性があることから、施工業者は塗替え工事の際どこまで手間と時間をかけられるかが、屋根を傷ませない・雨漏りを阻止するための大事なポイントだと言えます。
また、強い日差しによる屋根温度上昇を抑えるため、色はグレーホワイトに・ヒビ割れが起きやすかった建物には適切な厚みをつける塗装を心がけました。
下地処理の工程間では、すべてにおいて再プライマー処理を行うなど、ヒビの再発が起きないよう努めております。