破損したサイディングの再現と遮熱塗装|神奈川県藤沢市
神奈川県藤沢市 S様所有店舗 サイディング復元・外壁塗装等
税込工事価格帯:40〜50万円 |

施工前
ご依頼のきっかけ ホームページ 主なお悩み 外壁の破損 当初の劣化度 1・2・3・4・5 |

施工後
使用材料 外壁・水系ファインコートシリコン遮熱 鉄部等フッ素
こちらの物件は元飲食店さまです。
工事をご依頼されたきっかけは、既存看板を撤去した際に外壁(窯業系サイディング)表面の材質が剥がれ落ちたこと。
その再現を弊社にご依頼くださいました。
本工事で特に気を使ったことの一つに、既存シリコンシーリングが多数使用されていたこと。
こちらはほぼすべての塗料をはじいてしまう特性がありますので、完全除去を目指しました。
しかし、壁面の凹凸が激しく思うように取りにくかったことが印象的でした。
ほか様々な弊害があり、本仕様は弊社独自の「サイディング修復再現工法」で行うことに。
シリコン除去〜特殊モルタル造形〜仕上げ塗装に至るまで、ひとつひとつ裏付けをしながら施工しました。
多くの工程手順を踏みながらも、どれ一つとして検証を怠ることはできません。
経年劣化による造形塗膜の剥落を阻止するためです。
仕上げには遮熱塗料を用い、二次被害を防ぐことにも徹底。
美観はもとより防水性・耐候性にも配慮しながら施工いたしました。
以下、工程写真の一部を掲載します。

施工前の残存シリコンと破損した壁面

ボードの境は、穴が開いていた

シリコン除去と破損部分の再撤去

高圧洗浄

修復再現工法の一部

下塗り(補修工程の終了後)

中塗り

仕上げ・塗装工程完了

施工前

施工完了

完了
破損箇所というのは強靭な下地の上に適切な厚みを付けなければ、剥落など欠損再発につながってきます。
そうして始めて復元デザインがしっかりと食い付きます。
したがって、上記のように最善を尽くす必要がある工事なのです。
ただ単に塗料を付けるだけでは保存治療にもなりません。
適当にパテやシーリングで直すことのできない、気の抜けない工事であります。