プライマー
2018.3.26 月曜日 晴れ
塗装工事における最も重要性が高いのは、下地です。
下地処理=化粧をする前のお肌を柔らかくするための乳液、とでも言いますか。
そのあとにも工程があるのでしょうけれど、塗装でいうとシーラー・プライマーがそれにあたります。
シーラー・プライマーというのは、大きくわけると【下塗り材】でありますが、この二つは用途によって使い分けます。
意味合いでは同じようなもので、被塗装部分と(壁など)仕上げ塗料を密着させるために無くてはならない存在。
イメージはこんな感じです
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黄色い部分を下塗りに見立てています
お肌がガサついている状態では、ファンデーションはのりませんよね?(わたしは化粧したことないので分かってはいませんが・・・)
そのガサついている部分と化粧をしっかりと喰い付かせるためのものが、外壁塗装では上記の材料となります。
この下塗りというものがなければ、塗料の『早期はく離』が起きやすく、使用しないわけにはいきません。
このプライマーというもの、ほとんどの塗料メーカーより販売されており、その種類は多数に上ります。
その中でも特に良い下塗り材を求めて、長年探し回っておりましたが、去年より落ち着くことができました。
その材料がこちらです。
キクスイ SPパワーシーラー
塗ったペンキがえらい弾く材質の壁や吸い込んで吸い込んでどうしようもないような屋根など、普通なら塗装することをためらうような材質でも、たいていのものに密着してしまいます。
これはすごいですよ、本当に。
塗っちゃいけないところにハミ出たりしてしまうと、落ちない(笑)もう、諸刃の剣です。
傷んだ屋根もガチガチに固まり、滑らなくなっております。
歩くと滑ってしまう屋根も、塗ったあと走れるようになる(本当に走ったりはしませんが)

先日の日記でもご紹介した、まるで仕上げ塗料のような水弾きをするSPパワーシーラー
この材料があれば、何でもできるような自信が出るほど頼りにしている下塗り材です。
弊社ではこの材料を最大限に活かすために、洗浄や下地調整をこれでもか!と言うくらいに行っています。
必要なら下塗りの塗回数も増やしています。
そうすることで、上に塗る仕上げ塗料がより良い仕上げ塗料となり、とても長持ちする外壁塗装ができるものと考えているからです。
下塗りにこだわること=上塗りが一層強くなりますので、ぜひプライマーにもスポットを当ててほしいものです^^