自作のお役立ちグッズ〜防水編〜
2018.3.19 月曜日 くもり
本日は現場のお引き渡し日です。
毎回毎回、完成するのが待ち遠しくもあり、そして寂しい感覚につつまれる何ともいえない完工日。
いつも通り足場職人さんと打ち合わせをし、解体を待った後、残りの作業をしてきました。
さて、先週の土曜日のことになるのですが、バルコニーの防水塗装の際に『あるもの』がないことに焦っておりました。。。
というのも、エアコンの室外機がバルコニー内部にある場合、その接地面が邪魔になり防水工事ができないことが多々あります。

赤囲みが当該部分
高圧洗浄時には、エアコンホースを守っているプラスチック製カバーを取り外すことにより、室外機を移動することができますが、防水作業ではうまくいきません。
ではどうするか?
そのようなときに必要になるのがこちらです。

日本家屋の換気口にも見えるがそうではない
これはエアコンの下に差し込むような形で接地面を非常に小さくしてくれる物になります。

浮いているように見えるがそうでもないんです
タイトルにもあるように、実はこちら自作仕様の架台で、名付けるとすれば【エアコン浮かせキット・自作版】。
リニアでもなければ念力でもないのは言うまでも無く、4本のビスで立っております。
なければ作業が進まない不可欠なもの・・・・・朝、現場に向かう途中で気づいた不足物がこれでした(笑)
あると思いこんでいると意外とないのが現実。
焦りと不安が募る道中。すぐに仲間の防水屋さんに電話しました。
が、すぐに解決。
口頭で作り方を教えてもらい、実行。
作成中、自分なりにアレンジする悪い癖が出てしまいましたが、体高の低い『取り回しの効いた』架台が完成致しました^^
地面と架台のすき間が狭く、毛足の短いローラーでなければ塗りきれませんでしたが、それも解決。
設置も取り外しも、10秒未満で行えるためまずまずの使用感でしたが、造作するのに1時間以上費やしてしまったことは大きな声では言えません(笑)
そんなこんなで今日は自作の架台を外して最終仕上げ〜下屋根・周辺の最終仕上げを行ってきました。

最後の仕上げ・清掃は、足場解体後に行う
足場も取れて全景が見え、忘れもなく無事に作業を終えることができました。
ご家族さま・ご近所さまには、長いことご不便をかけてしまいましたが、おかげさまでしっかりとした仕事ができました。
ここに感謝申し上げます!

これが専用の架台です
ちなみに・・・・上記画像が実際に売っている室外機を浮かせる道具になります・・。
ずいぶんとスタイリッシュですよね・・・・。

昭和の匂いのする自作品(笑)