雨の日の水洗い
2018.3.5 月曜日

本日は朝から雨が降りました。
このような日は絶好の高圧洗浄日和となります。

24年もこの業界にいると水の衝撃が、白い稲妻に見えてくる・・・
高圧洗浄とは、読んで字のごとく高圧にて汚れを洗い流す作業を指します。
この作業、周辺に水しぶきが飛び散るのが厄介・・・・・・。
晴れている日なら、ご近所様の庭やベランダに洗濯物が気持ちよさそうに風になびいております。
そんな大切なお洋服に、水を飛ばしてしまっては申し訳がありません。
しかし、雨の日ですと干していることはありませんので千載一遇のチャンス!
さっそく始めます。
と言っても、まずはご近隣への配慮が先。
1枚のメッシュシートだけでは不安が残る
2枚以上になるように増し張りを始める
隣接しているような面には必ずメッシュシートを重ね張りします。
ブルーシートが最適なのですが、風が強い日には向きません。
本日もほとんどの面に重ね張りを行いました。

噴射口の方向には十分気をつける

コケがついていなくても、1列ずつ丁寧に流すのがセオリー
洗浄機から出る水圧は怖いほど威力がありますので、噴き出す方向・風向き・被施工部分の構造などに意識をしなければ、思わぬ事故にもつながりかねません。
ご近所様の家や駐車車両もさることながら、歩行者・通行車にも注意を払いながら行います。
洗浄箇所としましては、屋根・板金・外壁・窓等が一般的ですが洗えるものは全て洗浄するのが一番。
強いて言えば『唐草・付帯部・雨といの中・基礎・床』など・・・。

洗浄前の雨といの中

唐草とは、屋根の一番下にある水切り金物のこと
また、見えずらいと思いますが上記画像の『唐草-からくさ-』という部分、こちらに関しても塗装することが大事であり、そのさい砂汚れやコケなどが残存していない方がキレイに仕上がるため、きちんと洗い落とします。
劣化部分の撤去も兼ね添え、次工程『研磨』が容易となりますから、ぜひやっておきましょう。
見えないからと言って手を抜くのはいけません。

土間やカーポートなども
そして水洗い最後の〆として、床の洗浄もお忘れなく。
これは、やってくれる業者とそうでない業者がおりますが、せっかくですからお願いしてみて下さい。
建物がキレイになっても床が汚いと完成度が低くなってしまいます。
床洗浄をしておけば外壁塗装が完了したあと、見違えるような仕上がりになるはずです。
以上の行程を終えてから、ようやく塗装工事が始まります。
内容の近い記事 |