下請けと元請け
2017.6.27 火曜日 曇り時々雨
世の中の仕組みの内の一つ、雇用関係。
従業員やパート勤務、アルバイトや派遣・・・。
企業と個人の関係性に限って言えばこのような雇用関係が成り立ち、世界(?)が回っていると考えます。
では企業と企業の関係は、どうなっているのでしょうか。
お客様 ↓ ①(元請け会社) ↓ ②(下請け会社) ↓ ③(孫請け会社) ↓ ④(ひ孫請け) ↓ ⑤以下に続く・・ |
ユーザーさん(お客様)が依頼したお仕事を、①が請負い②に流す。
②が請け負いきれなければ、③に流す。
③も請け負いきれなければ④・⑤へ・・・・。
大昔からのしきたりでございますから私自身、特に意見はございません。
しかし、下に位置すればするほど金銭面での不利益が生じてくるのがこの関係。
私は塗装工事に関してしか知りませんが、間違いなく下請け〜孫請けが頂く「施工金額」は減少の一途をたどっていってます。
下請けだけど間違いのない施工方法でやりたい・・毎朝会うお客様の期待にこたえたい・・・・
このような職人サイドの意見が届くことは少なく、元請さんのやり方を全うすることに徹するのみの、なんともやりきれない存在なのが下請けの定め。
この状況を何とか変えたい。
でもどうすればよいのか見当もつかない・・・。
私は私なりに考えたのが、今ご覧いただいている『ホームページ』でした。
自分たちの会社がどのような考えをもって工事を行っているか・どれだけ塗装という仕事に真剣なのか・徹底したマナー・法令順守・・・。
普段現場作業をしているため、なかなか知ってもらう機会がないのが現状です。
一念発起し、当サイトを立ち上げもうそろそろ2年が過ぎようとしています。
この間にもたくさんの方が閲覧して下さり、感謝申し上げます。
そして、お見積り依頼・工事のご依頼を下さった方、本当にありがたいです。
下請けと元請の関係ですが、やはりなくてはならない(お互いに)関係だと思います。
そしていつか、お客様と元請け・下請けのみんながみんな幸せになれば良いな、と思う今日この頃です。