消費税増税と塗り替え工事
2018.11.9 金曜日 雨
今日はあいにくの雨。
現場まで足を運んでみたものの、あまりの湿度と雨残り・そしてこれから降るであろう厚みを増した雲に負け、今日も現場作業を断念いたしました。
どうしても進めたかったのに・・・。
お客様へは順延していることに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
さて、来年であります2019年・10月1日から消費税および地方消費税の税率が10%になると、国税庁から発表されました。
商売をやっている立場から言いますとこれは致し方のないことで、然るべき分野へとこれが使用されるのだと思ってます。
・介護、医療、年金などの社会保障費
・子育て費用など
これらは絶対的に必要なことで、国が保証してくれることにより医者にかかれないという事が少なくなる、世帯ごとの収入を少しでも補うことができ餓死者などのあってはならない事由が減っているのだとも思います。
逆に、心配していることがあるのも事実。
消費税がネックになりお金を使わないということが増えてしまえば、不景気を招きかねないような気もあります。
あとは駆け込み需要による一時的な好景気後の逆の現象。
いずれにしてもメリットもデメリットもあるのが増税ですね。
今後の動きに要注目です。
駆け込み需要といえば、こと塗り替え工事に対しても言えることですが、一つ注意が必要です。
「増税前にリフォームしませんか?」
こんな営業が来たとしても即決は禁物。
消費税が上がる前にやらなくてはいけないような塗替え工事なんて存在しません。
そもそも、増税前にしておかなければいけない家のメンテナンスがあるのなら、今日でも明日でもよいはずです。
なにも、来年の10月前に焦点を当てるタイミング自体がうさんくさい。
増税をネタに外壁塗装を急がせるようであれば、それは紛れもない押せ押せ営業だといえます。
その理由は、家のことを(本当の意味でのお客様のこと)真剣に考えているのであれば、メンテナンスが必要か否か、しっかりと点検・チェックをしたうえで初めて提案できる商品だからです。
2%の差が大きいのは間違いありませんが、何もやらなくていいような状態のお宅に訪問すること自体も不要なこと。
しっかりとした診断をしてもらってから見積書を見るようにしてください。
お客様の懐事情を巧みにあやつるような営業方法には、十分に注意して下さいね。