不具合の多い、外壁塗装済みの建物
2018.11.8 木曜日 晴れ
最近の天気予報はあてになりません。
先週の予報では、今週初頭の「明日は雨」の文字は確かに記載されていなかったはずなのに。
まさに『寝耳に水』とはこのことなり。と、アワ食らっていた週初めでした(^^;)
さて、毎度のことで恐縮なのですが私は現場作業に生きがいを感じています。
現在、当ホームページよりご依頼をいただいている『不具合の多い、外壁塗装済みの物件』に集中させていただいております。
『外壁塗装済み』と申しますのは、過去に他社さんで塗装工事をされたお住まいのことで、『不具合』というのは何らかの理由によって建物に悪影響が生じている状態を指します。
今回の状態はというと、以前塗装された外壁クリヤー塗膜のハガレ・シーリング不足による断裂割れ・シーリング未処理部分による玄関天井への漏水などが挙げられ、これらの状況からみますと徹底した下地処理に力を入れなくてはいけません。
また、旧塗膜のハガレというものはタチが悪く、これから私たちが塗る高密着塗料が強すぎて既存塗膜が溶け出す(溶解によるチヂレ・膨れ等)恐れがあります。
それを事前確認するためにテストを行い、下地適正を調べることが必要です。
事前テスト
毎回この方法を用いることにより、現時点まで一度たりともクレームのない施工を続けられております。
今回は一部に剥離が見られたため、死膜除去を実施することになりました。
外壁全面の研磨のようす
上記はサンドペーパーがけの様子ですが、このほかにも『ワイヤブラシ』『強溶剤』を用いた塗膜除去+表面チェックも行っております。
こうして初めて外壁への塗装を行うことができるのです。
以上、弊社の日常スタイルをご紹介しつつも外壁塗装のセオリーを記載いたしました。
今回もしっかりとした工事を行い、お客様へお納めしたいと思います^^