ハウスメーカー
2018.9.3 月曜日 雨のち曇り
外壁塗装を行う際、施工会社を決めてから契約すると思います。
施工会社は大きく分けて、
・ハウスメーカー
・訪問販売の営業会社
・地元の工務店
・塗装専門店
・リフォーム店
の5つになり、それぞれに特色があります。
その中でも国内の住宅塗装工事において、その多くを施工している『ハウスメーカー』(以下、メーカー)。
有名メーカーだけでも10社前後はあるでしょうか。
仮定ですが、各社がそれぞれ100支店あるとすれば、10×100=1,000店舗ある計算になります。
その他メーカー数もあわせれば10,000店舗くらい存在するほど、とても大きな存在です。
また、そこから下請け→孫請け→やしゃご請け・・・・と、メーカー在ってはじめて御飯を食べられている各業者さんもいます。
となると、メーカーに関わる人の数と言ったら数十万人以上にのぼると考えられますね。
・・・物流や工場・小売り販売店などがなければ成り立ちませんので、100万人を超えるかもしれません。
これだけ多くの人を養う(?)わけですから、盤石強大な会社力でなければならないと思います。
かく言う私も10年以上前、最大手ハウスメーカーの一次下請け会社(塗装会社)に勤めておりましたので、その偉大さは重々承知しています。
この夏、頂いたお問い合わせの中に「ハウスメーカーの見積りが高すぎるので相談に乗ってほしい」というお電話がありました。
聞けば、35坪の建物で『屋根・外壁』『付帯部』の塗装、つまり一般的な塗装工事の見積もりに対し工事金額はおよそ230万円とのこと。
わたしは「よほど劣化しているとか、何かオプションのようなものはないか」とお聞きしたのですが一切ないとおっしゃっていました。
う〜〜ん・・・・たしかに高い。
私「でもメーカーさんなので、
・営業マンへの給料(歩合?)
・研究費・管理費
・利益
・CMなどの販促費
などが掛かっているはずですから、致し方ないと思います」と、そのようにお応えするに留まったのです。
お電話を切った後なんだか心に引っかかるものがあり、知人のメーカー社員に電話&ネット調査を開始してみました。
中でも、これはちょっとひどいな・・・・と思う記事があったので引用してみます。
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こちらは一例です。
基本的にメーカーは高い。ということは良く知っているつもりでしたが、これはあまりにも高額ですね。
もちろん、私が見にいった訳ではありませんので一概に高い安いの判別をするべきではありません。
で、最後の方に「このように高すぎる見積書をもらった場合は、あと1〜2社見積りを取り比較することをお勧めします」とありますが、まさしくその通りだと思います。
今ではネットで相場情報がわかるようになりましたので、一社見積り依頼をし相場検討してみて、それでも高かったり腑に落ちないようでしたら、もう1社2社、相見積もりをとってみると良いかもしれません。