いじめ問題
2018.8.27 月曜日 晴れ
※本文には外壁塗装の話はありません
【いじめ】
このところ新聞などを中心に話題に上がっています。
ここ最近メディアで目にしますが、おそらく太古の昔からこのような傾向はあったのでしょう。
何かをきっかけに、自分よりも劣る部分がある他人に対し行う行為。
もしくは自分よりも弱い立場におとしいれてから、自己中心的な要求を満たす事などをいいますね。
・・・簡単に言えば優越感を得るための行為、犯罪といってもいいと私は思います。
これらは人が生きていくうえで必要な『本能』がそうさせるのでしょうか?
誰かより劣る者・変わり者・意に背くものなどへ行う、このイジメですが今に始まったわけではありません。
人間以前の問題、つまり動物である以上、遺伝子を残すための行動ともいわれております。
悲しいことに毎年誰かがこれらの行為にて傷つき、そして自らの命まで絶ってしまうという現実・・・。
目にするたび切なくなります。
わたしは色々なところで多様な人物と接する機会があり、なかでもイジメからの脱却をした人や、現在も苦しんでいる人と接することもあります。
脱却した人は良いのですが今だ直面している方と話をすると、あることを思い出します。
それは私自身のこと。
個人的な話で恐縮なのですが、自分もいじめられていた過去がありました。
保育園・幼稚園と引っ越しが多く住居を点々としていたため、なかなか安住できる土地に恵まれず行く先々で仲間外れになることが多かったため仲良しの友達ができずらかったのでした。
そんなことも影響してか、小学校にあがると2年か3年の時から本格的にいじめられるようになり、だんだんと学校に行きたくなくなっていきました。
今考えると心無い先生もいましたし、友達?の親からもホースで水をかけられたことなどもありました。
登校すれば無視(当時はこれがキツかった(笑))され続けたり、図工や習字で一生懸命作った作品を何度も壊されたり。と、その他様々な体験をしていたことを思い出します。
(作品壊しが続いたため、壊されてもいい用に『ダミー作品』を作って対策を実施。当時くらいから、念には念を入れるようになっていたんだと、今おもいました(笑))
愚痴を言いたいわけではありませんので触りだけに致しますが、本当につらい子供時代を経験したため、いじめ問題を耳にすると他人事とは思えません。
ですから真剣に話を聞くこともできますし、解決方法を一緒になって探したりするようにもなりました。
話の中で度々、「親に相談できない」とか「いじめが終わるその日までがんばる」などと聞いたりしますが、本人は本人なりに無理してこらえているんですよね。
でも・・・無理しないでほしいと思います。
無理していると物事全てがイヤに思えてくるから。
心の弱さとか、何かしらの容姿の違いとか、暗いとかウザいとか・・・、いじめる側は何かを根拠にイジメてくるのであって、いじめられる側は自分でも何かしら理由を容認しているからそうされる。
いま勇気がないなら、今は一度引けばいい。
でも、いつか本気で解決しようと思ったら、その時は勇気を出してアクションを起こせばいい・・・・と、勝手な持論ですが、わたしはこのように考えています。
そして、どんなに威張っている人間も一人の時や、劣勢になるとイモ引いてくるのが人間のサガ。
逆に本当にいい人間って群れないし、他人に対し優越感よりも和を大切にしますよね。
争わないというか、敵でなければ皆で協力していこうと思っている、と感じます。
今がつらいのは重々わかります・・・でもいつか解決するはずですから絶対に踏ん張ってほしい、いじめが過去のものになると、大半は笑い話となりますから。
また、社会的ないじめや職場での同行為もときどき耳にすることがあります。
私からすると、まだそんなことやってんの?!と、あきれ返って物も申せませんが、被害者側の立場になって考えるとやはり切なさがこみ上げてきます。
大人になると体裁やら何やらで、なかなか本気でぶつかって行くことができ難いのも事実。
繰り返しますが、今に始まったことではなく、現に継続して自殺者まで出す『いじめ問題』。
国や行政がこれら全てを取り締まるのには、さすがに無理があると思います。
一人ひとり・仲間内・地域等が手助けできる環境にすることができれば、傷ついて立ち上がることができなくなる人を少しでも減らせることができるのかもしれません。
政治家でも教育者でもない私が言うのもおかしいですが、個々がそれなりにアンテナ張って生活をしていれば余計な涙を食い止めることができ得ると感じてやみません。
余談ですが、わたしの場合は中学校に入ってすぐ、自分自身の手でいじめ問題を解決したことにより大事には至りませんでしたが、小学時代は親に相談することもせず、よく耐えたなぁ・・と、考えています。
その頃はあまり気にしないようにしていたこと、そして物事を解決するために努力し続けた事が効を奏したのでしょう。
このブログを読んでいる方に、今もいじめられている・・・という方はいないとは思いますが、もしおられましたらいつでもメールください。
何かの力になれれば幸いです。taisetsu@nurishin.com(片山)
以上、いじめについて思う事を書きました。