怪談
2018.7.26 木曜日 雨のち晴れ
夜更け頃から降り出した本降りの雨は、闇夜と混じり合い、独特の肌寒さをかもし出している。
真夏特有の、夜も寝つけぬほどの季節だというのに。
ベッドに横たわった私は、今日一日の出来事を思い返していた。
「・・・・・・」
この日はいろいろあった。
翌日も仕事に向かうため、あまり遅くまでは起きていられないのだが、なかなか眠りにつけずただ回想していたのであった。
先ほどから降り始めた深夜の雨によって、ここ最近の暑さが、まるで嘘みたいに冷え込んでいるというのに・・・・だ。
眠れない理由はたくさんある。
十中八九は仕事の事だ。
だが、残りの理由はあまり人には言いたくないような話でもある。
その理由は・・・・・・・・・
階段・・・、いや『怪談』だ。
そうです、わたしは怪談を見て眠れなくなってしまったんです。
これは昨晩のことです。
怪談を見たのは、つい4日前。
最近ずっと続いている猛暑日に正直なところ参ってしまっていて、やらなくてはいけない数々の事務仕事を今日だけはリセットしよう。
久しぶりに心からオフにしようと、日付が変わる頃から見始めた『稲川淳二の怪談』。
・・・どっぷり見入ってしまいました(笑)
東京にいたころは毎年ライブを見に行っていたほどの稲川ファン。
テレビをほとんど見ない私は久しぶりに見た動画に、恐れおののいてしまった・・・・というわけです(恥)
少年時代は数々の心霊スポットに訪れたりしていたこともありましたが、40歳目前の今日では免疫はもうありません。
食い入るように画面に没頭し、感情移入をし情景を想像していたら、もう眠れるはずがない(笑)
夏の風物詩とはいえ、怖いものはこわい。
おかげで翌日の予定はアクティブになれず、ただただ思い出す前日の怪談に恐怖をしていた、不思議な日曜日でした。