フローリング塗装
2018.6.12 火曜日 晴のち曇り
弊社に入る工事依頼の中で、フローリング床の塗装工事というものがございます。
大変有り難いことに、オーナー様からの直接依頼がほとんどなのですが、法人様からもお声が掛かります。
現在、戸建てオーナー様の床塗装も控えておりますが、本日は久しぶりに法人様の物件に伺いました。
ナゾの染み
依頼内容は、住宅一世帯分の既存フローリング床・クリヤー塗装工事。
得意中の得意分野です。
しかし、実際に施工し始めると苦戦を強いられることに・・・。
その理由は前回(ずいぶん前のことと予想)の床塗装をした業者さんが、何らかの理由で変色部分を着色処理をせずそのままニスを塗ったことによって、簡単に着色するはずの木部には一切塗料の吸い込みがなかったのです。
分かりやすく言い換えると、『補修色合わせができない』ということ。
そんな時は今までの経験を、ざっと20数年分思い出し対処方法を考えました。
そして下処理〜色着けへ。
色合わせの途中過程(乾燥中)
調色〜下処理〜色つけ〜全体1回目塗装〜色つけ、ここまでの工程で今日の作業は終了にします。
これ以上の工程を重ねてしまうと、クリヤー層のハガレ・白化などが起きてしまうので、ここまで。
これには屋根・外壁塗装でも同じ事が言えますね。
このあとには色補正を加えて、最終的にはシミの跡を残さないようにしつつも、ピッカピカのフローリングに変えていきたいと思います(^^)