お客様に伝えることの『ありかた』
2018.5.15 火曜日 晴れ
現地調査・見積もり・プレゼンを終え、帰り道のワンショット。夜を待つ富士
内装・屋根外壁塗装を専門的に行っておりますと、時として難しい問題に直面することがあります。
それはお客様に『塗装することによるメリットを100%上手に説明すること』です。
わたしは、どんな同級生よりも早く社会人になり塗装一本で歩んでいるためか、説明するときに言葉が出てこない(学がないともいえるかも・・)という欠点があるのです。
・・・・いや、早くから社会に出ているといっても、教育はきちんと受けております。
ですが、スラスラと言葉が出てこず、お客様に伝えきれていないのではないか??という疑問と不安を抱え今日に至ります。
私のしがない説明を聞いているお客様は、さぞかし不安に思っているのではないだろうか・・・。
もしかしたら説明下手なわたしのせいで、メンテナンスすること自体に嫌気がさしてしまうのではないか???
自分がお客様の立場なら、「もっと具体的に言ってよ」と言ってしまうかもしれません。
経年劣化している建物ならば、塗替え工事の必要性は間違いなくあります。
塗料の質により断熱効果のあるものや、遮熱効果・硬質・弾性質など、建物に適した塗料が数多くあり、それぞれが家のためになるものばかり。
この辺を上手く伝えようとすると、言葉が出にくくなり、結果的に最後まで言うのをためらってしまうこともしばしばあるのです。
これじゃいけないな・・・。
ある訪問販売の営業マンは、こう言ったそうです。
「家の屋根の〇〇〇がめくれていますので、良かったら直してあげましょうか?」
度々耳にする営業トークで、スラスラと言葉が出るのだそう。(先月も他のお客様から聞きました)
わたしが訪問販売の営業マンに対し『すごいな』と思うのは、色々な言葉が出続ける、営業マンの話術(?)が本当にすごいな・・と思うのです。
いや、実際にめくれていようがいまいが、そんなものは塗装工事の際に直すのが当然ですから、その時に補修してから塗装すれば良いのです。
それよりも、やはり真偽のほどはともかく、何が何でも塗装工事に持って行こうとするその根性がとてもすごいと思うのです。
といっても、そういう営業方法をすることはありませんが(笑)、伝えなきゃいけないことをしっかり伝えると言う点にだけ、尊敬の意を表します。
どうすればお客様に分かりやすく、かつ専門用語を使うことなく説明することができるか。
今後の課題です。
片山の課題など気にも留めないネギ坊主・・・
お客様への説明とは逆に、同業者や建築関係者にはペラペラ・スラスラと言葉が出るんですけどね(^_^;)