施工中の写真撮影
2018.4.16 月曜日 曇り
長い年月、現場作業に携わらせていただいていると、色々なことに出くわします。
いつか私の失敗談(!?)的なページを作ってみたいほど沢山の出来事に遭遇してまいりました。
今日はそんな中の極々わずかな、人様からすればどうでもいいような話──────。
私たちのような工事店(施工業者)の場合、やり終えた仕事の証拠として『作業完了報告書』というものをお客様に差し上げる必要があり、そこには写真(画像)を添える義務もあります。
例えば上の画像。
床防水を除く、塗装完了後の様子を撮影したものですが外壁がキレイになっているな・・・というのは漠然とわかりますが、その他は何が塗り替えられたのか、いまいちよく分かりません。
どこをどのようにして塗装したのか。
そこをお知らせするために『作業完了報告書』としてお伝えするのです。
記載内容の例として、はじめに施工前の状態を記録してからスタートします。
①水切り板金・施工前
②研磨・清掃
③サビ止め塗布
④中塗り施工
⑤仕上げ塗装施工
⑥水切り板金・施工完了
このように要点をできるだけ分かりやすく記載することによって、「ああ、ここも塗ってくれたのね」と、工事内容の証拠としてお出ししているのです。
(つまり、見積書どおりの作業をした事実をお客様と共有しあうためです)
そんな報告書の写真ですが、たびたび失敗写真が撮影されます・・・。
以下ダメな例
内容を編集者に伝えるための『掲示板』が写っていない
暗い・・・・何をしたのかわからない
独りよがり。掲示板を見せる気がない??一体、だれに向けて撮影しているのかわからない
心霊写真・・・!?
一箇所における施工写真、5〜10枚の工程を撮らなければいけません。
したがいまして、どれか一つでも撮れていないとまったく意味を成しえない、責任重大な業務『写真撮影』。
ホワイトボードに記入する文字なんかも、下手すると『研磨』という漢字が『研魔』になっているのを編集中発見したときには、ガックリきてしまいます(笑)
職人カメラマンには、編集する時の大変さを分かってほしい、今日この頃です(;^ω^)